『文学論』
過日、夏目漱石『文学論』をご研究の服部徹也さんと、新宿区立漱石山房記念館で対談をしました。 「来たるべき文学のために ――『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)刊行を機に」と題して『文学論』と拙著について話しあっております。 服部さんは『文学論』…
ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。 わたくしが住む辺りは、この数日で急に寒くなりまして、キーボードを打つ指がかじかむようになりました。 さて、何度も同じようなお知らせをして恐縮ですが、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)がそろそろ書店にも並びます…
11月下旬刊行予定の『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)の予約特典「メイキング・オブ『文学問題(F+f)+』」のデザインが決まりました。 本と同じく編集は中村健太郎さん、デザインは小沼宏之さんです。 全32ページにわたって『文学問題(F+f)+』執筆の過程…
『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)は11月7日に校了となり、あとは本の形になるのを待つばかり。全592ページとなりました。 というところで、幻戯書房のブログに装幀の写真が掲載されました。 小沼宏之さんによるデザインです。 そこでも書かれていますが、カ…
★「神経活動の「波のうねり」が痛みの情報を担うしくみを解明」(京都大学、2017年10月25日) そういえば、神経の活動を「波」として表現することは、いつから始まったのだろう。脳波という発想からかしら。 意識状態については、ウィリアム・ジェームズやそ…
新著のお知らせです。 この数年、『夏目漱石『文学論』論』(仮題)と称して、折に触れてはお知らせ(お騒がせ)して参りました本が間もなく完成します。謹んでご紹介申し上げます。 ■1.書誌と惹句 山本貴光『文学問題(F+f)+』 四六判上製総ページ560…
次に刊行する予定の『夏目漱石『文学論』論(仮題)』(幻戯書房)の作業も大詰めで、目下は同書の附録としてつける「『文学論』110年の読解」という文書をこしらえている。 これは、1907年に『文学論』が刊行されて以来、同書について誰がどのような評価を…
目下仕上げに向けて作業中の『夏目漱石『文学論』論(仮)』(幻戯書房)のため、現物を確認しなおしたい文献を買い集める。 何年か前に図書館の助けを借りて読んだものがほとんどだけれど、いまは他館から取り寄せる時間を惜しんで、とにかく手に入るものは…