2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧
当ブログでここ半年のあいだにご紹介したり、書評を掲載した本は以下のとおりでした。 しっかり書評しようと思うと、結局書かないままになることが多くなりがちです。そこで、もう少し気軽に「こういうものがありますよ」という紹介のつもりで、目にとまった…
★安田登『本当はこんなに面白いおくのほそ道――おくのほそ道はRPGだった!』(じっぴコンパクト新書176、実業之日本社、2014/01、ISBN:4408331090) 読み始める前の予想をはるかに超えて、『おくのほそ道』はロールプレイングゲーム(RPG)だった。 ゲームに…
★清水高志『ミシェル・セール――普遍学からアクター・ネットワークまで』(白水社、2013/11、ISBN:4560083355) 取り扱うテーマの「百科全書的な」と形容したくなるような広がりといい、議論に用いられる鍵概念といい、ミシェル・セール(Michel Serres, 1930…
竹岡俊樹『石器の見方』(勉誠出版、2003/03、ISBN:4585051260) 日本の後期旧石器時代の石器について、どのように観察したらよいかを教えてくれる手引き書。 石器の加工の仕方と、そうした加工によって石がどのような形になり、どんな痕跡が残るかを、多数…