2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

★都甲幸治『狂喜の読み屋』(散文の時間、共和国、2014/06、ISBN:4907986009) 今年創設された出版社「共和国」の刊行第1弾は、都甲さんの書評集。もう1冊の藤原辰史『食べること考えること』は、またの機会に手にしよう。添付の愛読者カード(葉書)を送る…

そして10年が経った

10年前の今日、このブログにこう書いてある。 本日、10年勤めたゲーム会社(コーエー)を退職した。最後に携わったタイトルは『戦国無双』であった。しばらくのんびりしながら、次の仕事を探したい。とりあえず職業占いか。 タイトルは「ゲーム業界から少し…

感情研究文献

以下は未見の文献について。 ★Edited by Ute Frevert, Monique Scheer, Anne Schmidt, Pascal Eitler, Bettina Hitzer, Emotional Lexicons: Continuity and Change in the Vocabulary of Feeling 1700-2000 (Emotions in History, Oxford University Press,…

目下検討中の夏目漱石『文学論』では、「情緒」(感情、情動)が鍵を握っている。要するに、漱石先生は、文学作品を文学作品たらしめているのは「情緒」の要素であるという。 「文学作品は読者の情動へ訴えるものである」とは、従来から指摘されてきたことで…

情動伝染に関する大規模実験

Facebookを使って行われた「情動伝染(emotional contagion)」(「情動感染」とも訳される様子)に関する大規模な実験の結果を報じるニュースと当該論文。 ⇒「Facebook、ユーザー約70万人のニュースフィードを操作した実験結果論文を発表」(ITmediaニュー…

★レイ・ブラッドベリ『華氏451度』(伊藤典夫訳、ハヤカワ文庫SF1955、フ16-7、2014/06、ISBN:4150119554) Ray Bradbury, Fahrenheit 451 (1953)の新訳版。 ★リチャード・ローティ『プラグマティズムの帰結』(室井尚+吉岡洋+加藤哲弘+浜日出夫+庁茂訳…

★石岡良治『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014/06、ISBN:4845914301) ★『芸術新潮』2014年07月号「特集=もっと素敵にジャポニスム」(新潮社、2014/06、ISBN:B00A77HWFM)

月曜日は東京工芸大学で「ゲーム学I」(本厚木キャンパス)と「シリアスゲーム論」(中野キャンパス)の講義。鞄に清水真木『感情とは何か――プラトンからアーレントまで』(ちくま新書1076、2014/06、ISBN:4480067817)を放り込んで出かける。電車やらバスに…

2014年に創設された新しい出版社、共和国の新刊2点を手にせんと新宿紀伊國屋書店に赴いた……のだが、肝心の本に辿り着く前に、別の本に気を奪われてしまった(次回こそは……)。 ★高橋雅延『記憶力の正体――人はなぜ忘れるのか』(ちくま新書1077、2014/06、ISB…

★ダンテ・アリギエリ『神曲 地獄篇』(原基晶訳、講談社学術文庫2242、2014/06、ISBN:4062922428) ★Edited by Michael Lewis, Jeannette M. Haviland-Jones, and Lisa Feldman Barrett, Handbook of Emotions, 3rd edition (Guilford, 2010, ISBN:160918044…

★『idea』第365号、2014/07「特集=現代におけるエイティーズ新解釈」(誠文堂新光社、ISBN:B00K7HGIGQ) 毎号のことながら着眼が面白いなァ。 ⇒IDEA No.365 http://www.idea-mag.com/jp/publication/365.php ★長谷川泉『文学理論』(「長谷川泉著作選8」、…

文学研究法

★桑原武夫編『文学理論の研究』(岩波書店、1967、ISBN:B000JA5JWK) 京都大学人文科学研究所による共同研究「文学理論」をまとめた書物。刊行は1967年。編者の桑原武夫による「序言」によれば、研究自体は、1960年5月13日に第1回が開催され、1966年8月19日…

文学理論に関わる本を何冊か。 ★長谷川泉『近代日本文学思潮史』(至文堂、1961/05、ISBN:4784300430) ★長谷川泉編『現代文学研究――情報と資料 愛蔵版』(至文堂、1987/09、ISBN:4784300740) ★桑原武夫編『文学理論の研究』(岩波書店、1967/12、ISBN:B000…

文学における認知・感情

漱石先生の『文学論』を読み解くために、認知や感情の観点からの文学研究に関するウェブサイトや文献を蒐集中。というのも、『文学論』では「情緒」が最重要の鍵を握っているのであります。別途、心理学、認知心理学、進化心理学、神経科学などにおける感情…

ドロッセルマイヤーズによるゲームデザイン講義

⇒徳岡正肇「ドロッセルマイヤーズが考える,ゲームシステムと世界観の理想の関係とは? ボードゲーム制作の視点からメカニクス構築を紐解く講演会レポート」(4Gamer.net, 2014/02/22) http://www.4gamer.net/games/999/G999905/20140219131/

★石川幹人『人は感情によって進化した――人類を生き残らせた心の仕組み』(ディスカヴァー携書064、ディスカヴァー・トゥエンティワン、2011/06、ISBN:4799310240) ★『中央公論』2014年07月号「特集=すべての町は救えない」(中央公論新社、2014/06、ISBN:B…

ジャムを煮詰めるように

ここ2年ばかり、漱石先生の『文学論』を繰り返し読んでいる。同書は、「文学とはなにか」というモンダイに真正面から取り組んで、いってみれば「文学の条件」を普遍的に把握してみようという試みである。 この本は滅法面白い。つまりは、いろいろなことを考…

★Peter McCormick, Feelings and Fictions (The Journal of Aesthetics and Art Criticism, Vol. 43, No. 4 (Summer, 1985), pp. 375-383) http://www.jstor.org/discover/10.2307/429899?uid=3738328&uid=2&uid=4&sid=21104300890533 リンク先はJSTOR

Italian Renaissance Learning Resources

⇒Italian Renaissance Learning Resources In collaboration with the National Gallery of Art (Oxford University Press) http://italianrenaissanceresources.com/

ただいま翻訳中

目下、Mary Settegast, Plato Prehistorian: 10,000 to 5000 B.C. in Myth and Archaeology(The Rotenberg Press, 1986, ISBN:0940262347〔リンク先は2000年刊行のリプリント版〕)の翻訳を、相棒の吉川君との共訳で毎日少しずつ進めています。プラトンが『テ…

ゲラで緊張

何年か前、ある雑誌の或る特集号に寄稿したブックガイドを、このたび或る書物に採録していただくことになり、久し振りにゲラを眺めております。 このゲラというのは、なんと申しましょうか、やはり緊張するものであります。というのも、ここで確認をして、必…

試してなんぼ

東京ネットウエイブで4コマ講義。ゲームプロジェクト、卒業制作指導(2コマ)、数学。 制作指導は、学生による開発チームの制作物を見ながら、そのつど指示や疑問を提示するスタイルです。ゲームプロジェクト、数学も、一方的に講義をするのではなく、講義に…

1周まわってまたブログ?

先日、10年前にこのブログに書いていたことを読み返してみたら、気軽に日々の出来事や手に入れた本やらなにやらについて書いていて(余人はともかく書いている本人は)結構楽しそうだなァと思うことがありました。 昨今そういう投稿は、一時期はmixi、後には…