2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

★赤木昭夫『見える! アメリカ ワシントンDC・ガイドブック』(岩波書店、2004/10、amazon.co.jp) 本書は内容の点からいうと――大統領選挙戦(11月02日)を目前にした――アメリカの政治の中枢ワシントンDCについて、より深く知るための情報と分析を予備知識が…

考えるということ

★小林秀雄+田中美知太郎「教養ということ」(1964) 小林 ぼくら考えていると、だんだんわからなくなって来るようなことがありますね。現代人には考えることは、かならずわかることだと思っている傾向があるな。つまり考えることと計算することが同じになっ…

『映画芸術』のバックナンバーを、入手したきりここにメモをつけていなかったら、どの号を所蔵しているのかてんでわからなくなってしまった(おい)。まとめてここに記しておきたい。 ★『映画芸術』第14巻第7号通巻226号 1966年7月号(映画芸術社) ・「ゴダ…

★クック『太平洋探検1 第一回航海(上)』(増田義郎訳、岩波文庫青485-1、岩波書店、2004/10、amazon.co.jp) The Journal of Captain James Cook on his Voyage of Discovery (ed. by J.C.Beaglehole, 4 vols. Hakluyt Society, Cambridge University Pres…

★「ロベール・ブレッソンとの対話――「すり」について」(岡田真吉訳、『映画評論』1960年6月号、所収) ジャック・ドニオル=ヴァルクローズとジャン=リュック・ゴダールによるロベール・ブレッソンへのインタヴュー記事。 インタヴュアーのドニオル=ヴァ…

★ジョゼフ・ルドゥー『シナプスが人格をつくる――脳細胞から自己の総体へ』(森憲作監修、谷垣暁美訳、みすず書房、2004/10、amazon.co.jp) Joseph LeDoux, Synaptic Self: How our brains become who we are (Viking Penguin, 2002) 最近では『エモーショナ…

★堤治『授かる――不妊治療と子どもをもつこと』(朝日出版社、2004/10、amazon.co.jp) 不妊がさまざまな原因で増えていること、 同時に不妊治療の医術も格段に進歩して、これまで不可能といわれてきたことが可能になってきていること、 子どもがほしいという…

★浦沢直樹+手塚治虫『プルートウ 01』(BIG COMICS、小学館、2004/05、amazon.co.jp) プロデュース=長崎尚志、監修=手塚眞、協力=手塚プロダクション 『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」を原作とした一作。 「ビッグコミックオリジナル」連載中。…

★池谷裕二『進化しすぎた脳――中高生と語る[大脳生理学]の最前線』(朝日出版社、2004/10、amazon.co.jp) 脳研究者・池谷裕二さんが、中高生八人を前に行った脳についての講義録。 「高校生レベルの知識層に説明して伝えることができなければ、その人は科学…

★ピエール・ルジャンドル『西洋が西洋について見ないでいること――法・言語・イメージ』(森元庸介訳、西谷修解題、以文社、2004/10、amazon.co.jp) Pierre Legendre, Ce que l'Occident ne voit pas de l'Occident. Conférences au Japon (Mille et Une Nui…

★カールパ・リシュ+ジョン・オール『音楽史――グレゴリオ聖歌からバッハまで』(服部幸三訳、音楽之友社、1958/10) Carl Parrish + John F. Ohl, Masterpieces of Music Before 1750 (W.W.Norton, 1951) 中世から18世紀中ごろまでの西洋音楽を50の譜例でた…

「アーサー王の死」本邦初の完訳版

今月のちくま文庫に挟み込みの広告がはいっている。 キャクストン版のトマス・マロリー『アーサー王物語』(Le Morte D'Arthur)を井村君江さんの全訳五分冊で刊行するとの由。また、ビアズレーによる500点にのぼる挿絵も収録するそうで、そちらの方面に関心…

★永井均『私・今・そして神――開闢の哲学』(講談社現代新書1745、講談社、2004/10、amazon.co.jp) 雑誌『本』に連載の「ひねもすたれながす哲学」に加筆した一冊。著者によると、本書は『マンガは哲学する』(講談社)、『転校生とブラック・ジャック』(岩…

侯孝賢の映画『珈琲時光』に、江文也(こう・ぶんや)という音楽家の話が出てくる。 主人公の陽子(一青窈)——江文也の次女は庸子(ようこ)さんであるのは偶然か——の生業はライターであるらしいのだが、この陽子が映画中で取材調査しているのが江文也なんで…

★江文也『日本時代のピアノ曲』(キングインターナショナル、2001/12、amazon.co.jp) 江文也(Jiang Wen-Ye, 1910-1983)のピアノ曲集。ピアノを弾くのは台湾生まれでスイス育ちのジューイン・ソン。このディスクに収録された曲目は以下のとおり。 ・「五月…

★Robert Bresson, Notes on the Cinematographer (translated by Jonathan Griffin, Green Integer, 1997, amazon.co.jp) Robert Bresson, Notes sur le cinématographe (1975)の英訳。 ⇒Green Integer Books http://www.sunmoon.com/

★ユージューヌ・カルディーヌ『現代聖歌学に基づくグレゴリオ聖歌の歌唱法』(水嶋良雄+高橋正道訳、音楽之友社、2002/09、amazon.co.jp) Eugène Cardine, Première Annèe de Chant Grègorien グレゴリオ聖歌の記譜法の解説から具体的な歌唱法までを解説し…

★『フォーサイト』第15巻第11号 2004/10/16-11/19(新潮社) ・「ブラジル経済のカーニバルが始まる」 ・「中国を揺らした権力闘争のいまだ語られざる真実」ほか

★ピエール・クロソウスキー『ニーチェと悪循環』(兼子正勝訳、ちくま学芸文庫ク11-1、筑摩書房、2004/10、amazon.co.jp) Pierre Klossowski, Nietzsche et le cercle vicieux (Mercure de France, 1969) クロソウスキーのニーチェ論。1989年に哲学書房から…

★『週刊読書人』2004年10月22日号 ・山本貴光+吉川浩満「ニューエイジ登場」246-3 連載三回目(最終回)です。拙サイト「哲学の劇場」の今後の予定やその他の抱負などを述べています(ただの大風呂敷という噺もありますが)。てゆうかサイト更新しなさい>…

★Robert Bresson, Notes sur le cinématographe (folio 2705, Éditions Gallimard, 1975) ブレッソン『シネマトグラフ覚書』の原書。松浦寿輝氏による邦訳書(筑摩書房)は目下、品切れ中。邦訳書が再刊されるまでこちらで我慢(いや、我慢とかそういう問題…

★ジョン・デューイ『経験と教育』(市村尚久訳、講談社学術文庫1680、講談社、2004/10、amazon.co.jp) John Dewey, Experience and Education (The Macmillan Company, 1938) 子どもの才能と個性を切り拓く教育とは? 子ども自身の経験が好奇心を喚起し、独…

★スタニスワフ・レム『ソラリス』(沼野充義訳、国書刊行会、2004/09、amazon.co.jp) Stanisław Lem, Solaris 待望の「スタニスワフ・レム・コレクション」(全6巻、国書刊行会)の第一回配本は、『ソラリス』の新訳。 ソラリスという星に在る、人智では「…

趣味という防衛本能

★ニーチェ『この人を見よ』(川原栄峰訳、ニーチェ全集15、ちくま学芸文庫ニ1-15、筑摩書房、1994/06、amazon.co.jp) ところでこの自己保存の本能がまごうかたなく最もはっきりと現われるのは自己防衛本能としてである。多くを見ない、多くを聞かない、多く…

映画と言葉

★フェデリコ・フェリーニ『私は映画だ――夢と回想』(岩本憲児訳、フィルムアート社、1978/01、amazon.co.jp) 映画をことばで言い表わすことはできない。もし語るとすれば、それは映画自体とは何の関係もない別の具体化となる。

筑摩書房から、「マルクス・コレクション」が刊行開始になるようです。

★『田舎司祭の日記』 ★『スリ』

★La politique des auteurs, Les textes (IV.Petite anthologie des Cahiers du cinéma, 2001) ★René Prédal, La critique de cinéma (collection 128, Armand Colin, 2004) ★New Left Review ★『未来』

★レジーヌ・ペルヌー『ジャンヌ・ダルクの実像』(高山一彦訳、文庫クセジュ766、白水社、amazon.co.jp) Régine Pernoud, Jeanne d'Arc (Collection QUE SAIS-JE ? No.211, Presses Universitaires de France, 1981) ロベール・ブレッソンは、映画『ジャン…

みすず書房の新刊より注目の書。 ★『神谷美恵子コレクション 生きがいについて』 ★『神谷美恵子の世界』 ★『アーレント=ヤスパース往復書簡1 1926-1969』(大島かおり訳) ★R.モラン『処刑電流――エジソン、電流戦争と電気椅子の発明』(岩舘葉子訳) ★J.A.…