2003-12-01から1ヶ月間の記事一覧
☆『10ミニッツ・オールダー――イデアの森』(2002独=英) ⇒シャンテ・シネ@銀座(2003/12/20 - )☆『10ミニッツ・オールダー――人生のメビウス』(2002独=英) ⇒恵比寿ガーデンシネマ(2003/12/XX - )
■未刊行☆シャルル・ギロー『ギリシア文法』(文庫クセジュ、改訳新版、白水社、2003/12予定⇒2004/01)☆野口武彦『蜀山残雨――大田南畝と江戸文明』(新潮社、2003/12/22予定)☆すが秀実『JUNKの逆襲!』(作品社、2003/12予定)☆桑原茂一2『これ、なんですか…
★北河賢三『戦争と知識人』(日本史リブレット65、山川出版社、2003/11、amazon.co.jp) ★アンドレ・バザン『残酷の映画の源流』(佐藤東洋麿+西村幸子訳、新樹社、2003/11、amazon.co.jp) André Bazin, La Cinéma de la cruauté (FLAMMARION, 1987) 『映…
『考える人』というタイトルにいささか恥ずかしさを感じるのはなぜだろうと思いつつ、その理由がわからないながらも、書店でこの雑誌の最新号にいきあうたびに禁じえないこの小さな恥ずかしさにとまどう。というのは、雑誌のタイトルそのもののせいというよ…
『レコード芸術』の付録「Record Year-book 2004」の、とりわけ現代曲以外のページをめくっていると眩暈がしてくる。延々と並ぶベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、ベルリオーズ、ショスタコヴィッチ……。なんと倦むことを知らないそれは反復だろうか…
★『考える人』2004年冬号「特集=大人のための読書案内」(新潮社、2003/12) ⇒新潮社 > 『考える人』 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/ ★『波』2004年01月号(新潮社) ★『ちくま』2004年01月号(筑摩書房)
★スネークマンショー『スネークマン・ショー』(SONY MUSIC, MHCL323, 2003) 復刻盤。 ★スネークマンショー『スネークマンショー海賊盤』(SONY MUSIC, MHCL325, 2003) ★スネークマンショー『ピテカントロプスの逆襲』(SONY MUSIC, MHCL326, 2003) ★スネ…
★鵜飼哲『応答する力――来たるべき言葉たちへ』(青土社、2003/12) ★仲正昌樹『「不自由」論――「何でも自己決定」の限界』(ちくま新書432、筑摩書房、2003/09) ★『ふらんす』2004年01月号(白水社、2003/12) ★酒井明夫編『こころの科学の誕生』(日本評論…
★福本和夫『福本和夫自伝I 革命は楽しからずや――回顧録・霧笛篇』(こぶし書房、2003/12) 予告されている続刊は「革命運動裸像」。 ★デモステネス『弁論集4』(木曽明子+杉山晃太郎訳、西洋古典叢書G032、京都大学学術出版会、2003/07)第II期27回配本 Dem…
★加藤倫教『連合赤軍 少年A』(新潮社、2003/12) 「翌朝の朝刊は、同じ日に東京で起こった交番襲撃事件を一面で大きく扱っていた。この交番襲撃は、革命左派の「人民解放遊撃隊」が行ったものだった。目的は交番の警察官を襲い、警察官が所持するピストル…
★『en-taxi』No.04 WINTER 2004「特集=2004年冬「美」の横暴”やきもの”の解けない謎」(扶桑社、2003/12) ★『週刊ダイヤモンド』12|27・1|3 ★『週刊読書人』第2519号 2004年01月09日 ★エドマンド・ホワイト『ジュネ伝』(鵜飼哲+根岸徹郎+荒木敦訳、上下…
★小林秀雄「アラン「大戦の思い出」」(1940) 「人間は、義務という一般観念によって動くのではない、つい鼻の先きの事件にかかずらう、その中に義務を見るのだという考え方はアランの重要な思想の一つである」 「多少でも詩の翻訳の経験のある人なら、誰で…
★四方田犬彦「歴史とノスタルジア――『ハイスクール 1968』連載を終えて」(聴き手=河村信、『情況』第3期第5巻第1号、情況出版、2003/12) 「四方田 私だけではないと思いますが、基本的に、他人の昔話って言うのは興味がないのじゃないかな。『他人の夢の…
★イシュメル・リード インタヴュー(聴き手=Minako Ikeshiro、『MUSIC MAGAZINE』2004年01月号) 「リード 西側、もしくはアメリカのアカデミックな人達には、エスタブリッシュメント(体制/権威側)と組んで、自分達にとって都合の悪い<政治的>な人間に…
JUNKならざるものへの逆襲? では、JUNKならざるものとはなにか。
★『芸術新潮』2004年01月号「大特集=ルーヴル美術館の秘密」(新潮社、2003/12)
絓秀実(すが秀美)の一連の批評の基調をなしているのは、愚劣への怒りとでも言うべきものだ。ただしそれはたとえば蓮實重彦や金井美恵子による厭味節のスタイルがいくらかの迂回を経て(おそらくは)批判の対象をいたたまれなさで身もだえさせるのとは違っ…
★絓秀実(すが秀美)『JUNKの逆襲』(作品社、2003/12、 amazon.co.jp) 以下は同書に収録されている「「少女」とは誰か?――吉本隆明論」からの引用。 このように見てくれば、野溝的「少女」をとりあえずの濫觴とするいわゆるモダンでイノセントな存在とは、…
★『小林秀雄全作品13――歴史と文学』(新潮社、2003/10) 1940-1941年の諸作品。 ★神島二郎『日本人の結婚観』(講談社学術文庫203、講談社、1977/11) ★中谷宇吉郎『科学の方法』(岩波新書G50、岩波書店、1958/06) ★湯川秀樹+梅棹忠夫『人間にとって科学…
各種ジャンルの音楽雑誌において、評者やレヴュアーらが音楽をどのように語っているかのサンプルを集めてみること。それらの言語が何をどのように語っているかを分類してみること。音楽業界では音楽がどのように語られているか、その言葉の使われ方を検討し…
★田中彰『明治維新と西洋文明――岩倉使節団は何を見たか』(岩波新書新赤862、岩波書店、2003/11、amazon.co.jp) ★『MUSIC MAGAZINE』2004年01月号「特集=ベスト・アルバム2003』(ミュージックマガジン、2003/12)
★絓秀実「「少女」とは誰か?――吉本隆明論」(『JUNKの逆襲』、作品社、2003/12、amazon.co.jp) 「近代文学における「少女」的なものの発見=発明は、北村透谷、島崎藤村らの、いわゆる「文学界グループ」によって、「恋愛の発明=発見」から分岐してなされ…
「ただ己の為にのみ書いたマラルメさえ、当然選ばれた最小限度の読者を必要としたのであるが、ランボオは、文字通り誰の為にも書かなかった。彼には、彼の意志によって発表された作品は一つもないのである」 小林秀雄「ランボオIII」(1947) 「ランボオは、…
★『レコード芸術』2004年01月号「特集=第41回レコード・アカデミー賞」(音楽之友社) 長木誠司「”運動”としての戦後音楽史1945〜」(新連載)、亀山郁夫「20世紀ソヴィエト音楽における”抒情”の運命」など★『SIGHT』第18巻第01号 WINTER 2004「特集=2003 …
「こういう場所〔朝日新聞書評欄――八雲註〕で『あえて翻訳書を選んだ』という言い方はつつしみたい。翻訳はれっきとした日本語文学であり、つまりは日本文学の一部なのだ」 堀江敏幸 朝日新聞2003年12月21日書評欄「書評委員お薦め「今年の3点」」より 哲学…
■瀧井一博関連★瀧井一博「もうひとつのシュタイン肖像画」(人文科学研究所所報「人文」第四七号 2000年3月31日発行) http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/shoho/sh47/naigai5.html★神戸大学 > 教員紹介 http://www.kobeuc.ac.jp/shinkeiei/kyoin/soshikikeiei…
★瀧井一博『文明史のなかの明治憲法――この国のかたちと西洋体験』(講談社選書メチエ286、講談社、2003/12、)★椹木野衣『黒い太陽と赤いカニ――岡本太郎の日本』(中央公論新社、2003/12、)★ロラン・バルト『第三の意味――映像と演劇と音楽と』(沢崎浩平訳…
「最新の診断装置で夢をみているときの脳をリアルタイムで探ると、夢の正体は、フロイトがいう『抑圧された欲望の現れ』などではなく、睡眠中に自己活性化した脳の独特な活動だった!」 A.ホブソン『夢の科学――そのとき脳は何をしているのか?』(冬樹純子訳…
★Brahms: Klavierquartett op.25 / Schumann: Fantasiestücke op.88 (Deutsche Grammophon, 2003, UCCG-1121, ) Martha Argerich (piano) + Gidon Kremer (violin) + Mischa Maisky (violoncello) + Yuri Bashmet (viola) 2002/02 Berlin★Ludwig van Beethov…