2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

プロフィール欄を更新

当人以外の人類にとっては、ほぼどうでもよいことではありますが、当ブログのプロフィール欄に、最近の仕事と予定を追記しました。 主に『考える人』での連載次回分と、寺田寅彦に関する原稿2点についてです。寺田寅彦については、一夏を使って少し大きめの…

重版と翻訳

2008年に刊行した『ゲームの教科書』(馬場保仁との共著、ちくまプリマー新書98、筑摩書房、2008/12/10、ISBN:4480688021)の重版が決定しました。ご愛読に感謝します。ありがとうございます。 主にコンピュータゲームを念頭に、ゲームとはなんだろうか、あ…

第3回 読書について(2)

5月末に第2回を寄稿してから、4カ月も間を空けてしまいました。「ブックガイド――書物の海のアルゴノート」の連載を再開させていただきます。 第3回は、前回に続いて「読書について」です。ブックガイドを始めるにあたって、まずは足下から見直してみようと、…

連載第26回「術・技・藝の原義」

連載「「百学連環」を読む」第26回を寄稿しました。 当ブログでのお知らせを滞らせておりましたが、同連載は続いております。目下は、「学術技芸」について、その日本語、漢語としての原義を確認しているところ。 この連載、とりあえずは「百学連環」の総序…

文体百般/梅棹忠夫ブックガイド

少し前のことになりますが、2011年8月4日に発売された『考える人』(新潮社)No.37では、「追悼特殊 梅棹忠夫――「文明」を探検したひと」と題した特集を組んでいます。 同特集に、ブックガイド「世界をデッサンする――梅棹忠夫の10冊」を寄稿しました。 梅棹…

「物質と記憶の未来」

『早稲田文学』第4号の小特集「the century of McLuhan: 1911-2011」に、「物質と記憶の未来」というエッセイを寄稿しました。 マクルーハンが提示した「メディア(ものとものの間にあって両者を媒するもの)は人間の知覚やものの考え方をどう変えるか、変え…