三省堂
フィリップ・ウィルキンソンほか著『世界の神話大図鑑』(林啓恵+飯原裕美訳、三省堂書店、2021.01.22)に推薦文を書きました。もうお一方は、里中満智子さん。 1行目の「はじめに神話があった。」をキャッチコピー風にちょっと大きく表示してはどうかと考…
2016年の秋に紀伊國屋書店本店の人文書コーナーで開催したじんぶんや「知と言葉の連環を見るために」のためにこしらえたミニブックガイドの全文が、同書店のウェブで公開されました。 『「百学連環」を読む』(三省堂)にちなんで選んだ74冊について短いコメ…
2011年4月8日から三省堂ワードワイズ・ウェブで始めさせていただいた連載「「百学連環」を読む」も、2013年11月8日掲載の第133回で最終回を迎えました。 数回の例外を除くと、週に一度、毎週金曜日に連載して参りました。 西周が私塾で行った講義「百学連環…
ここしばらく逐一の報告をしておりませんでしたが、三省堂ワードワイズ・ウェブに寄稿させていただいている「「百学連環」を読む」も、連載開始から1年を経て53回を数えております。 目下は、西先生が「学術」や「知行」という言葉について、それまでの欧文…
連載「「百学連環」を読む」第26回を寄稿しました。 当ブログでのお知らせを滞らせておりましたが、同連載は続いております。目下は、「学術技芸」について、その日本語、漢語としての原義を確認しているところ。 この連載、とりあえずは「百学連環」の総序…
連載「「百学連環」を読む」第16回を寄稿しました。 ここのところ、三省堂ワードワイズ・ウェブで連載中の「「百学連環」を読む」のために、「エンチクロペディー(Enzyklopädie)」というドイツ語を追跡しています。 これを「百科全書」や「百科事典」と訳…
連載「「百学連環」を読む」第9回を寄稿しました。 冒頭で「百學連環」という言葉の由来を述べているくだりを検討しています。特にそこで示されているギリシア語が、三通りの綴り方で記されていることを見比べてみました。 この綴りは、なんの因果か、別の書…
一冊の書物なり文書に向き合って、じっくり腰を据えて読む。これは、読書の楽しみの一つでもあります。 目下、西周の「百學連環」という講義の記録を座右に置いて、週に一度のペースで少しずつ読み進めているところでした。 前回までのところ、文書の周囲の…
さて、今回でようやく「百学連環」の「総論」について、目次を見終わります。 項目を一つずつ見ながら、思い浮かぶ疑問などを書き留めてきたので、意外と時間がかかりました。 しかし、繰り返しになりますが、これから込み入った書物を読み始めようという場…
引き続き「百学連環」講義の目次を見ています。「いつまで目次ばかり眺めているのか? はやく本文に取りかかりたまえ」と感じている方もいるかもしれません。しかし、或る書物をじっくり読もうと思う場合、目次と索引は、事前にしっかり眺めておくのが得策で…
三省堂の荻野真友子さんから、三省堂ワードワイズ・ウェブでの「「百学連環」を読む」連載のお話をいただいたとき、当初は隔週くらいでどうかという案があったように覚えています。よせばいいのに、私は毎週でどうでしょうと申し出て、ご覧のように週に一度…
4月8日からスタートした連載「「百学連環」を読む」の第4回を寄稿しました。前回に続いて、目次を眺めています。もう少しで、ようやく(!)本文に入って参ります。 私たちは「百学連環」の「総論」の詳しい目次を眺めているところでした。前回は「学術技芸…
連載「「百学連環」を読む」の第3回を寄稿しました。 読解の手始めに、目次を眺めています。「なんでそんなところで足踏みを?」と思うかもしれませんが、本文に入る前に、目次をそれなりに眺めておくのは、読書の進め方としてなかなかいいことが多いのです…
*04/18 URLを修正しました(間違えて、「グレートありがとうさぎ」にリンクしていました……)。 *04/16 URLを短縮化しました。 先週の金曜日からの新連載「「百学連環」を読む」の第2回を寄稿しました。 連載は、三省堂の出版部門が運営する「ワードワイズ…
年始めにこの場所で、西周の「百学連環」講義の現代語訳+注釈の私家版をこしらえたいと思っていると、ささやかな抱負を述べておりましたところ、三省堂出版局・辞書出版部の荻野真友子さんから、三省堂が運営しているサイトで連載をしませんかと、とてもう…
三省堂(出版部門)のウェブサイト「ワードワイズ・ウェブ」で、4月8日(金)から新しい連載を始めさせていただくことになりました。 「ワードワイズ・ウェブ」はどんなサイトか、説明を引用してみます。 三省堂Word-Wise Webは,株式会社三省堂の辞書出版物…