フィリップ・ウィルキンソンほか著『世界の神話大図鑑』(林啓恵+飯原裕美訳、三省堂書店、2021.01.22)に推薦文を書きました。もうお一方は、里中満智子さん。
1行目の「はじめに神話があった。」をキャッチコピー風にちょっと大きく表示してはどうかと考えて書いてみたのでした(原稿のWordファイルではそんなふうにフォントのサイズを変えたりもして)。
ゲームをつくったり、小説や詩を読んだりしていると、いたるところに神話の影響や痕跡と出会います。神話は、もともとそれぞれの人たちが、世界を説明する物語として編んだものだったと思われます。学術的には退けられたあとでも、創作の世界に生き続けているのは面白いことのように感じるのでした。
自然現象や事物を神というかたちで擬人化、というか擬神化することには、覚えやすくするという利点もあったのだろうなと、これは想像です。
それはさておき、この本は「世界の」と冠した書名に偽りなしの神話大図鑑です。
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