2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『タイタンの妖女』

円城塔さんの翻訳による『これで駄目なら』(飛鳥新社)を読んで、久しぶりにカート・ヴォネガットの小説を読みたくなった。 率直にいえば、私は初めて読んだときからこの方、ヴォネガットが書いていることの何割かについては、その面白さがわからずにいる。…

紀伊国屋書店じんぶん大賞2016

紀伊国屋書店じんぶん大賞2016のブックフェアが、全国の紀伊國屋書店で始まりました。 見事大賞に輝いたのは、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)でした。第2位は森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)、第3位は大澤聡さんの『批評メデ…