円城塔さんの翻訳による『これで駄目なら』(飛鳥新社)を読んで、久しぶりにカート・ヴォネガットの小説を読みたくなった。 率直にいえば、私は初めて読んだときからこの方、ヴォネガットが書いていることの何割かについては、その面白さがわからずにいる。…
紀伊国屋書店じんぶん大賞2016のブックフェアが、全国の紀伊國屋書店で始まりました。 見事大賞に輝いたのは、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)でした。第2位は森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)、第3位は大澤聡さんの『批評メデ…
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