2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧
大村書店の近刊案内より。 ★ガブリエル・タルド『ガブリエル・タルド著作集 模倣の法則』(村澤真保呂+池田祥英訳、大村出版、2005年春、ISBN=4756320333) Gabriel Tarde, Les Lois de l'imitation【text】 (……)一世紀前にそうした考え方に意義を唱え、…
★『拳銃は俺のパスポート』(日活, 84min) 監督=野村孝/脚本=山田信夫+永原秀一/原作=藤原審爾/撮影=峰重義/美術=松井敏行/出演=宍戸錠+ジェリー藤尾+小林千登勢+嵐寛寿郎+杉良太郎 抗争する二つの組織の一方に雇われ、敵対組織のボスを狙…
★『芸術新潮』第56巻第4号、2005年04月号(新潮社、2005/03)#0337 ☆特集=水墨サイケデリック——蕭白がゆく 2005年04月12日から京都国立博物館ではじまる「曾我蕭白——無頼という愉悦」展にあわせた蕭白特集。例によってヴィジュアル中心で蕭白の生涯と作品に…
★John R. Searle, Mind: A Brief Introduction (Fundamentals of Philosophy, MIT Press, 2004/08, amazon.co.jp) 第六章「志向性」に進む。 サールには、『志向性——心の哲学』(坂本百大監訳、藤本隆志+坂井秀壽+野矢茂樹+渡辺忠+大杉佳弘+信原幸弘+…
★植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック5——サスペンス映画の研究』(晶文社、2005/03、amazon.co.jp)#0334 ★植草甚一『植草甚一スクラップ・ブック22——ぼくの大好きな外国の漫画家たち』(晶文社、2005/03、amazon.co.jp)#0335 ★植草甚一『植草甚一スクラ…
★『ユリイカ』第37巻第4号、2005年04月号(青土社、amazon.co.jp)#0333 ☆特集=ブログ作法 いつにも増して身近なテーマであるだけに、手元の雑誌をめくりながら、距離感をはかりかねることしばし。扱われているテーマの端の端とはいえ、その渦中に片足を突…
■001:ゲームの構成要素 ヴィデオ・ゲームは何から出来ているか? わかりきったことのようだけれど、きちんと考えてみようとすると存外メンドウくさい。 まず、ヴィデオ・ゲームをプレイするために必要な各種装置がある。映像を映すためのモニター装置+スピ…
★ギョーム・アポリネール『アポリネール全集III』(青土社、1979)#0332* ある方から示唆を得て、ギョーム・アポリネール(Guillaume Apollinaire, 1880-1918)の戯曲「ティレシアスの乳房」(Les Mamelles de Tirésias)(上演1917、出版1918。ただし、アポ…
検索語=談話室 滝沢+ぼったくり 滝沢にいると、ときおりメニューを見て出て行く人がいる。たぶん、珈琲一杯1000円に仰天してのことではなかろうか。しかし、数時間にわたる静かな談話の場所代としてはむしろお安いのではないだろうか。逆に言うと、静かな談…
検索語=補導されたら+どうなる なにをしたかによりますか。
★テリー・イーグルトン『アフター・セオリー——ポスト・モダニズムを超えて』(小林章夫訳、筑摩書房、2005/03、amazon.co.jp)#0331 Terry Eagleton, After Theory (Penguin Books, 2003) テリー・イーグルトン(Terry Eagleton, 1943- )が2003年に刊行した…
★品田冬樹『ずっと怪獣が好きだった——造形師が語るゴジラの50年』(岩波書店、2005/03、amazon.co.jp)#0330 核実験の影響により巨大な未知の生物が出現し、都市を襲い破壊する。巨体による蹂躙はもちろんのこと、口から放射能火炎を吐くこの怪物に、人類は…
★磯崎新+鈴木博之+石山修武監修『批評と理論』(INAX出版、2005/03、amazon.co.jp)#0329 2000年から2001年にかけておこなわれた建築をめぐる連続シンポジウムの記録。「日本‐建築‐歴史を問い直す、7つのセッション」。下記目次を見るとわかるように、建築…
拙著『心脳問題――「脳の世紀」を生き抜く』(朝日出版社、2004/06)が、名古屋大学の入学試験(全学部・前期日程の国語)に出題されたとのことです。 ⇒Words and Phrases > [book]『心脳問題』、入試に登場 http://d.hatena.ne.jp/june_t/20050323#p1 ⇒哲劇…
★赤木昭夫『説得力』(生活人新書139、NHK出版、2005/03、amazon.co.jp)#0328 赤木昭夫(あかぎ・あきお, 1932- )氏の新著は、説得力ある話し方を説く一冊。 ゲーム会社で新作の企画を会議にかけるさいに、企画書というものを拵えて配布し、プロジェクター…
★『ジョルジュ・ラ・トゥール展』(カタログ)#0327 #つづく
★「ジョルジュ・ラ・トゥール展」@国立西洋美術館 #つづく
建築家・丹下健三(たんげ・けんぞう, 1913-2005)氏、死去。 ⇒建設ニュース > 丹下健三氏逝く/近代建築の巨匠世代継ぐ http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20050323&newstype=kiji&genre=0 ⇒KENZO TANGE ASSOCIATES OFFICIAL SITE http://www.…
Words and Phrases (id:june_tさん)で知り、試してみた。 保守・リベラル度 -5.62 右・左度 -2.33 あなたの分類はリベラル左派です。 数値の読み方はどうなっているんだろうか。 ⇒日本版ポリティカル・コンパス(ドラフト版) http://sakidatsumono.ifdef.j…
拙サイト「哲学の劇場」の「作家の肖像」(作家の略歴+書誌情報)を更新。 ★大澤真幸 http://www.logico-philosophicus.net/profile/OsawaMasachi.htm ★中沢新一 http://www.logico-philosophicus.net/profile/NakazawaShinichi.htm ★茂木健一郎 http://www…
★John R. Searle, Mind: A Brief Introduction (Fundamentals of Philosophy, MIT Press, 2004/08, amazon.co.jp) 引き続き第四章「意識 I——意識と心身問題」を繙読。心身問題に対するサール自身の立場を「生物学的自然主義」と標榜。
★ポール・ヴァレリー『ヴァレリー・セレクション(上)』(東宏治+松田浩則訳、平凡社ライブラリー528、平凡社、2005/02、amazon.co.jp) 人間がつくる作品の価値は、作品そのものにあるのではなく、その作品が後になってほかの作品や状況をどう進展させた…
★『対訳キーツ詩集――イギリス詩人選(10)』(宮崎雄行編訳、岩波文庫赤265-2、岩波書店、2005/03、amazon.co.jp)#0326 イギリス・ロマン派の詩人ジョン・キーツ(John Keats, 1795-1821)の詩集。『エンディミオン』『ハイピリオン』『ハイピリオンの没落』…
★シモーヌ・ヴェイユ『自由と社会的抑圧』(冨原眞弓訳、岩波文庫青690-1、岩波書店、2005/03、amazon.co.jp)#0325 Simone Weil, "Réflexions sur les causes de la liberté et de l'oppression sociale" (1934) シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil, 1909-194…
ここのところ手入れを怠っていた「作家の肖像」(作家の略歴+書誌情報)に手をいれはじめる。 ★デイヴィッド・チャルマーズ http://www.logico-philosophicus.net/profile/ChalmersDavidJ.htm ご本人によるウェブログ「fragments of consciousness」の情報…
まだ編集中ですが、2005年3月の新刊情報をまとめはじめました。人文書を中心に、目にとまった書物の書誌をリストにしています(2005年02月から開始)。 ⇒作品メモランダム > 2005年03月新刊情報 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20050300 ⇒作品メモランダ…
★John R. Searle, Mind: A Brief Introduction (Fundamentals of Philosophy, MIT Press, 2004/08, amazon.co.jp) 第四章「意識 I——意識と心身問題」にとりかかる。前章まで、「心の哲学」の諸問題の解説に紙幅を割いてきたサールが、そろそろ自説を開陳し…
★阿部薫『風に吹かれて』(MTCJ-5513, PJL, 2003/12, amazon.co.jp) 阿部薫(あべ・かおる, 1949-1978)、1971年12月4日のライヴ録音。以下の四曲を収める。 1.アルト・サキソフォーン・ソロ・インプロヴィゼーション1(阿部薫) 2.アルト・サキソフォーン…
★武井昭夫『武井昭夫対談集 わたしの戦後——運動から未来を見る』(スペース伽耶、2005/03、amazon.co.jp)#0324 全学連・初代委員長を務めた武井昭夫(たけい・てるお, 1927- )氏の対談集。全四巻が予定されている「武井昭夫論集」の第二巻。既刊の第一巻は…
★『情況』第3期第6巻第3号、2005年4月号(2005/03)#0323 ☆特集=東亜共同体論と三木清・橘僕〔たちばな・しらき〕 特集記事のほかに、 ・最首悟「これからの情況を考える——内開世界における生成とゾーンとしての身体」 ・高島直之+平井玄+平沢剛+岸田享…