2024年7月20日(土)に、順天堂大学で開催されたワークショップ「医学をみんなでゲームする2」に参加しました。
このワークショップは、順天堂大学の小倉加奈子先生(病理医)が代表を務めるMEdit Labが主催するもので、昨年に続いて二回目となります。
医学をテーマにしたゲームをつくりながら、医学とゲームデザインについて学ぶという内容です。私は昨年、ちょっと様子を見に伺うつもりが、気がつけば登壇者になっており、最後は参加者のみなさんがつくったゲームの企画書の添削もしていました(笑)。
今回も小倉先生からお声かけいただいて、30分ほどのレクチャー「リベラルアーツとゲームと医学と」というお題のもと、お話をしたのでした。
今回は與那覇潤さんもご登壇でした。與那覇さんは、小野卓也さんとの共著『ボードゲームで社会が変わる 遊戯するケアへ』(河出新書)のご著書もあります。
イヴェントは、小倉先生による「医学をみんなでゲームする2」の紹介から始まり、山本がゲームデザインを中心に話し、救急医と病理医のご夫婦、發知佑太さんと發知詩織さんのお二人による「ドクター人生すごろく談義」のコーナーでは医学について、與那覇さんはゲームで遊ぶことが人になにをもたらしうるかというゲームプレイについてのレクチャーがあり、最後に小倉さん、與那覇さん、私の鼎談で終わったのでした。
イヴェント終了後は、懇親会として昨年度の参加者がつくったゲームの試遊やおしゃべりの時間も設けられ、たいへん充実した初回となりました。
参加者は100名以上とのこと。今回はどんなゲームが生まれるでしょうか。
なお、このイヴェントの様子は、近々MEdit Labのウェブサイトで、ウメ子こと梅澤奈央さんによるレポートが公開される予定です。
昨年度のワークショップの様子も、同じくウメ子さんによるレポートを以下でまとめて読むことができます。