本日、小学館辞書編集室のTwitterアカウントが、こんな投稿をしていました。
【お知らせ】
— 小学館 辞書編集室 (@shogakukanjisho) 2024年7月25日
ついに『#日本国語大辞典 第三版』改訂の始動を発表できました。今後、小学館&kotoba、そして編集委員会で進めてまいります! 公開予定は初版から60年、小学館110周年にあたる2032年。
詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。https://t.co/QYdTCnWuJ3#日国3#日本国語大辞典第三版 pic.twitter.com/y6CqbAb1p9
思わず「わあ」と声が出ました。
『日本国語大辞典 第三版』がつくられるとは!
毎日のようにJapanKnowledgeで『日国』を引きまくっている利用者でもあり、大学その他の場所でもみなさんに勧めています。
用例を過去の文献に求める歴史主義を採用した『オックスフォード英語辞典(Oxford English Dictionary(OED))』に刺激を受けてつくられた、日本語の歴史も分かる辞典です。
下記ウェブサイトでは、『日国』の紹介映像や編集委員の金水敏先生、近藤泰弘先生の言葉、推薦の言葉なども掲載されています。
これは編集委員の一人、近藤先生の投稿。
日国大第3版は、完成するまで、ソフトウェアのバージョンアップと同じく、2.1、2.2のように、途中版もジャパンナレッジで公開されることになる予定です。また、辞書ですので、古いバージョンも参照可能な形で残ることになります。 https://t.co/CbodkBKsv5
— yhkondo (@yhkondo) 2024年7月25日
古いヴァージョンも参照できる形になるのはうれしいですね。
『日国 第三版』の編集作業は、2024年と2025年を環境構築に充て、2026年から編集作業に着手、2032年に第三版(デジタル版)を完成の予定、さらに2034年から書籍版の発売を検討という予定とのこと。
ぜひ書籍版も刊行して欲しいと思います。
いやあ、うれしいなあ。