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DISTANCE.mediaでは、2024年10月から編集委員として新たに田中みゆきさんに加わってもらうことになりました。 田中さんは、障害とアクセシビリティの観点からデザインや表現全般を探索されており、書籍の執筆や展覧会の企画などで、ご活躍されています。田中…
これまで、ユーザー登録を招待制にしていたSNSのBlueskyが、米時間の2024年2月6日に招待制を廃止したようです。 急にフォロワー数が増えたので、何事かと思ったらそういうことだったのですね。 あくまでも現在の、ということになりますが、私がBlueskyのいい…
Webdeleuzeは、フランスの哲学者、ジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze、1925-1995)の講義の音声とテキストなどをまとめて掲載しているウェブサイトです。 最近本として刊行されたSur la peinture, cours Mars-Juin 1981 (Les Éditions de Minuit, 2023)の講…
以前ここでもご紹介した「DISTANCE.media」というサイトが正式にオープンしました。 運営・編集はNTT出版、サイトのアートディレクションは田中良治さんです。 私は、塚田有那さん、ドミニク・チェンさんとともにエディトリアルボードを務めております。 目…
本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今野真二さんの『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して企画された往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第10回(最終回)が公開されました。 今回は今野さんの番で、「対面」「対話」の語史の検…
岩波書店のnote「コロナの時代の想像力」に、連載「岩波文庫で読む「感染症」」の第4回を書きました。 今回は、古代ギリシアの歴史家トゥキュディデスの『戦史』に記述されたアテナイの疫病について眺めております。当人も感染したという疫病の実態について…
とある図書館の古典叢書類の解説。 ★横浜国立大学附属図書館 > 新受入図書紹介(古典・叢書類) https://www.lib.ynu.ac.jp/KANPOU/1-2/S52COL.html 同図書館の受入図書。リンク先のページでは、以下の叢書類について簡単に説明されている。 ローブ古典叢書…
1849年にB. G. トイプナー(Benedictus Gotthelf Teubner, 1784-1856)によって創刊されたトイプナー叢書についての関連リンク。 ★Bibliotheca scriptorum Graecorum et Romanorum Teubneriana https://www.degruyter.com/serial/BT-B/html ド・グロイター社…
英文による分析哲学誌、Review Analytic Philosophy誌(RAP)のウェブサイト。 Review of Analytic Philosophy is a peer-reviewed international journal designed to provide a forum for people working in analytic philosophy broadly conceived. It pu…
ハノーヴァー大学の「歴史テキストコレクション」。 歴史と人文学の講義で使えるように編んであるとのことで、古代ギリシア・ローマから、20世紀までの欧米のテキストの抜粋が並んでいます。 私は、ペトラルカがキケロ宛に書いた書簡について調べるなかで、…
吉川浩満くんと開設しているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」で公開している動画シリーズ「人文的、あまりに人文的」が、70回目となりました。 今回は、「読み書きレスキュー本」と題して、読み書きで行き詰まったときに読む本について話しています。 www.yo…
今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回が公開されました。 今回は山本から今野さんに宛てた書簡です。 知識と記憶の関係についてあれこれ述べております。 web.kawade.co.jp
「岩波文庫で読む「感染症」」の第3回を書きました。 今回は、ボッカチオが『デカメロン』の序で、当時のヨーロッパを襲った「黒死病」のパンデミックについて、どのように書いているかを眺めております。 岩波文庫のボッカチオは、野上素一訳で全6分冊。番…
インゲボルク・バッハマン(Ingeborg Bachmann, 1926-1973)による自作「暗いものを言う(Dunkles zu sagen)」(1952)の朗読。 オルフェウスの名が現れる詩篇。 邦訳は、『インゲボルク・バッハマン全詩集』(中村朝子訳、青土社、2011)に入っている。 ww…
岩波書店のチーム「なみのおと」が運営するnoteで、新連載を始めました。 タイトルは「岩波文庫で読む「感染症」」といいます。 岩波文庫既刊6000余冊から、感染症に関わるものを選んで読んでみようという趣旨です。 第1回は「古典の小宇宙に問いかける」と…
今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第4回が公開されました。 今回は、今野さんの回です。 「形骸」について「ちょっと『広辞苑』を調べてみました」といいながら、『辞苑』と『広辞苑』各版の語釈を並べる今野さんです。 web.k…
テキサス大学オースティン校のハリー・ランサム・センターが公開しているデジタルコレクションに「エドガー・アラン・ポー・コレクション(Edgar Allan Poe Collection)」がある。 ポーによる手稿、書簡の他、所有していた新聞、譜面、書物などのデジタル版…
シェフィールド大学のデジタル人文学院(The Digital Humanities Institute)のウェブサイトにある、「ハートリブ・ペーパーズ(Hartlib Papers)」プロジェクトの紹介ページ。 「ハートリブ・ペーパーズ」は、サミュエル・ハートリブ(Samuel Hartlib、c160…
ケンブリッジ大学出版のウェブサイトにある、アイザック・ニュートンの書簡データベース「The Correspondence of Isaac Newton」。 書籍として全7巻で刊行されている同名書の内容がデジタル化されており、検索をかけられる。ただし、閲覧にはアクセス権限が…
「Web河出」で始まった連載、往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第2回が公開されました。今回は、今野真二さんの1通目です。 今野さんと私の「なれそめ」の話から。 web.kawade.co.jp
河出書房新社のウェブサイト「Web河出」で、新しい連載を始めました。 日本語学者の今野真二さんの新著『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して、今野さんとわたくしとで、往復書簡を交わすという企画です。 せっかくの機会なので、大きな風呂敷を…
リンク先の「可視化法学」は、日本の法律の相互関係をグラフィックで表現する試み。 どういう仕組みでグラフィックを生成しているのか、まだ確認していないのだけれど、これだけ絡み合った法文を、人間がどこまでどうやって適切に運用できているのか/いない…
フェルナンド・ペソアの研究誌『複数のペソア(Pessoa Plural - A Journal of Fernando Pessoa)』がAcademia.eduで公開されています。PDFをダウンロードできます。以下は、創刊号から第15号までのリンクです。 第15号(2019年春号) (PDF) Pessoa Plural - …
チャールズ・ディケンズは、『クリスマス・キャロル』を1843年に刊行してから、朗読会で読むつど変更を加えていたとのことで、本人が書き込みをした本が残っているようです。
「函数」という訳語に関する考察。
twitterのタイムラインでは、関西方面での台風の様子を伝える動画が投稿されてたいへんさが伝わってきます。みなさん、どうかご無事で。 このような風速マップがあるのですね。橋本麻里さんの投稿で教えてもらいました。 風速の可視化マップ「世界風速」で日…
「人間の視覚系をハック、「ゴースト・イメージ」の生成に成功」(MIT Technology Review、2018.09.04) 英ヘリオット・ワット大学の研究チームは、コンピューターを使わなくても、人間の視覚系がゴースト・イメージングの処理を実行できることを実験で示し…
先日、当ブログでお知らせした、進学情報サイト「スタディサプリ」の記事「読書感想文のコツについてお答え」の姉妹編として、「2018年夏休み版 読書感想文おすすめ15選!」という記事が公開されました。 編集部からのリクエストは、必ずしも本を読むのが得…
11/12世紀につくられた図で、太陽、月、惑星の運動を表したものとのこと。 A bookworm's favourite: this 11th/12th-century diagram representing relative motions of the sun, the moon + planets has several wormholes where an insect nibbled its way…
子供のころ、親から「知らない人にチョコレートをもらってもついていっちゃダメだよ?」と言われたのをときどき思い出す。 いくらお菓子をくれるからといって、ついていったりしないだろうと思ったら、どうも私は一度そんなふうにしてついていきそうになった…