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「岩波文庫で読む「感染症」」第4回

岩波書店のnote「コロナの時代の想像力」に、連載「岩波文庫で読む「感染症」」の第4回を書きました。 今回は、古代ギリシアの歴史家トゥキュディデスの『戦史』に記述されたアテナイの疫病について眺めております。当人も感染したという疫病の実態について…

とある図書館の古典叢書類の解説

とある図書館の古典叢書類の解説。 ★横浜国立大学附属図書館 > 新受入図書紹介(古典・叢書類) https://www.lib.ynu.ac.jp/KANPOU/1-2/S52COL.html 同図書館の受入図書。リンク先のページでは、以下の叢書類について簡単に説明されている。 ローブ古典叢書…

トイプナー叢書

1849年にB. G. トイプナー(Benedictus Gotthelf Teubner, 1784-1856)によって創刊されたトイプナー叢書についての関連リンク。 ★Bibliotheca scriptorum Graecorum et Romanorum Teubneriana https://www.degruyter.com/serial/BT-B/html ド・グロイター社…

Review Analytic Philosophy誌

英文による分析哲学誌、Review Analytic Philosophy誌(RAP)のウェブサイト。 Review of Analytic Philosophy is a peer-reviewed international journal designed to provide a forum for people working in analytic philosophy broadly conceived. It pu…

ハノーヴァー大学歴史テキストコレクション

ハノーヴァー大学の「歴史テキストコレクション」。 歴史と人文学の講義で使えるように編んであるとのことで、古代ギリシア・ローマから、20世紀までの欧米のテキストの抜粋が並んでいます。 私は、ペトラルカがキケロ宛に書いた書簡について調べるなかで、…

「人文的、あまりに人文的」#70

吉川浩満くんと開設しているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」で公開している動画シリーズ「人文的、あまりに人文的」が、70回目となりました。 今回は、「読み書きレスキュー本」と題して、読み書きで行き詰まったときに読む本について話しています。 www.yo…

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回が公開されました。 今回は山本から今野さんに宛てた書簡です。 知識と記憶の関係についてあれこれ述べております。 web.kawade.co.jp

「岩波文庫で読む「感染症」」第3回

「岩波文庫で読む「感染症」」の第3回を書きました。 今回は、ボッカチオが『デカメロン』の序で、当時のヨーロッパを襲った「黒死病」のパンデミックについて、どのように書いているかを眺めております。 岩波文庫のボッカチオは、野上素一訳で全6分冊。番…

インゲボルク・バッハマン「暗いものを言う」(1952)

インゲボルク・バッハマン(Ingeborg Bachmann, 1926-1973)による自作「暗いものを言う(Dunkles zu sagen)」(1952)の朗読。 オルフェウスの名が現れる詩篇。 邦訳は、『インゲボルク・バッハマン全詩集』(中村朝子訳、青土社、2011)に入っている。 ww…

新連載「岩波文庫で読む「感染症」」

岩波書店のチーム「なみのおと」が運営するnoteで、新連載を始めました。 タイトルは「岩波文庫で読む「感染症」」といいます。 岩波文庫既刊6000余冊から、感染症に関わるものを選んで読んでみようという趣旨です。 第1回は「古典の小宇宙に問いかける」と…

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第4回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第4回が公開されました。 今回は、今野さんの回です。 「形骸」について「ちょっと『広辞苑』を調べてみました」といいながら、『辞苑』と『広辞苑』各版の語釈を並べる今野さんです。 web.k…

エドガー・アラン・ポー・コレクション

テキサス大学オースティン校のハリー・ランサム・センターが公開しているデジタルコレクションに「エドガー・アラン・ポー・コレクション(Edgar Allan Poe Collection)」がある。 ポーによる手稿、書簡の他、所有していた新聞、譜面、書物などのデジタル版…

サミュエル・ハートリブの電子アーカイヴ

シェフィールド大学のデジタル人文学院(The Digital Humanities Institute)のウェブサイトにある、「ハートリブ・ペーパーズ(Hartlib Papers)」プロジェクトの紹介ページ。 「ハートリブ・ペーパーズ」は、サミュエル・ハートリブ(Samuel Hartlib、c160…

アイザック・ニュートン書簡集

ケンブリッジ大学出版のウェブサイトにある、アイザック・ニュートンの書簡データベース「The Correspondence of Isaac Newton」。 書籍として全7巻で刊行されている同名書の内容がデジタル化されており、検索をかけられる。ただし、閲覧にはアクセス権限が…

往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第2回

「Web河出」で始まった連載、往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第2回が公開されました。今回は、今野真二さんの1通目です。 今野さんと私の「なれそめ」の話から。 web.kawade.co.jp

新連載「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」

河出書房新社のウェブサイト「Web河出」で、新しい連載を始めました。 日本語学者の今野真二さんの新著『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して、今野さんとわたくしとで、往復書簡を交わすという企画です。 せっかくの機会なので、大きな風呂敷を…

可視化法学

リンク先の「可視化法学」は、日本の法律の相互関係をグラフィックで表現する試み。 どういう仕組みでグラフィックを生成しているのか、まだ確認していないのだけれど、これだけ絡み合った法文を、人間がどこまでどうやって適切に運用できているのか/いない…

フェルナンド・ペソア研究誌『複数のペソア(Pessoa Plural - A Journal of Fernando Pessoa)』

フェルナンド・ペソアの研究誌『複数のペソア(Pessoa Plural - A Journal of Fernando Pessoa)』がAcademia.eduで公開されています。PDFをダウンロードできます。以下は、創刊号から第15号までのリンクです。 第15号(2019年春号) (PDF) Pessoa Plural - …

ディケンズのマルジナリア

チャールズ・ディケンズは、『クリスマス・キャロル』を1843年に刊行してから、朗読会で読むつど変更を加えていたとのことで、本人が書き込みをした本が残っているようです。

「函数」について

「函数」という訳語に関する考察。

世界風速

twitterのタイムラインでは、関西方面での台風の様子を伝える動画が投稿されてたいへんさが伝わってきます。みなさん、どうかご無事で。 このような風速マップがあるのですね。橋本麻里さんの投稿で教えてもらいました。 風速の可視化マップ「世界風速」で日…

「ゴースト・イメージ」の生成に成功

「人間の視覚系をハック、「ゴースト・イメージ」の生成に成功」(MIT Technology Review、2018.09.04) 英ヘリオット・ワット大学の研究チームは、コンピューターを使わなくても、人間の視覚系がゴースト・イメージングの処理を実行できることを実験で示し…

「2018年夏休み版 読書感想文おすすめ15選!」

先日、当ブログでお知らせした、進学情報サイト「スタディサプリ」の記事「読書感想文のコツについてお答え」の姉妹編として、「2018年夏休み版 読書感想文おすすめ15選!」という記事が公開されました。 編集部からのリクエストは、必ずしも本を読むのが得…

天体の運動の表現

11/12世紀につくられた図で、太陽、月、惑星の運動を表したものとのこと。 A bookworm's favourite: this 11th/12th-century diagram representing relative motions of the sun, the moon + planets has several wormholes where an insect nibbled its way…

書棚のある家

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子供のころ、親から「知らない人にチョコレートをもらってもついていっちゃダメだよ?」と言われたのをときどき思い出す。 いくらお菓子をくれるからといって、ついていったりしないだろうと思ったら、どうも私は一度そんなふうにしてついていきそうになった…

台湾の文芸誌『聨合文學』

「台湾の文芸誌」と聴いてメモ。 甘耀明著『冬将軍が来た夏』(白水紀子訳) https://t.co/xraH6CoGRv に収録されている高樹のぶ子さんの解説の中国語訳が、台湾の文芸誌「聨合文学」7月号に掲載されました!翻訳者は呉佩珍さん。相互交流が形になってうれ…

『シカゴ大学東洋研究所 アッカド語辞典』

ウェブサイト「OPEN CULTURE」掲載の記事「最古の文字の辞書」(2017/08/29) シカゴ大学が『シカゴ大学東洋研究所 アッカド語辞典(The Assyrian Dictionary of the Oriental Institute of the University of Chicago)』(全21巻)を無料公開したことを報…

「ライプニッツのノートについて」

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「ライプニッツのノートについて」というブログ記事について。 Leibniz's Noteshttps://t.co/As1AaNgPQb哲学者ライプニッツの草稿には、断片的思索どうしを三次元的に連接し、空間的に考察していくプロセスが垣間見える。おそらくはフリーライティングから、…

エウクレイデス『原論』

エウクレイデス『原論』(ヴェネツィア、1482年、ラテン語訳) Preclarissimus liber elementorum Euclidis perspicacissimi エアハルト・ラートドルトによる『原論』最初の印刷本。 リンク先のInternet Archiveにある本は、最初のページに長いメモが書き込…

文芸季評「文態百般」第2回

河出書房新社の「Web河出」に、文芸季評「文態百般」の第2回が掲載されました。 今回から「群像」「新潮」「すばる」「文學界」「文藝」の五誌に加えて、「小説トリッパー」「たべるのがおそい」「三田文學」「早稲田文学」の四誌を観測範囲に加えます。これ…