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『図書新聞』の上半期読書アンケート

『図書新聞』第3505号、2021年7月24日号の「2021年上半期読書アンケート」に回答しました。3冊を選んでコメントを添えています。 今年もよい本がたくさん出ているので、そこから3冊を選ぶのはたいへん難しいですね。 ★図書新聞 > 同号目次 http://www.toshos…

「世界の文芸誌から」第2回

「WEB本の雑誌」に、連載「世界の文芸誌から」の第2回を書きました。 第1回を公開したのが2020年8月31日でしたので、10カ月ぶりくらいに続きを書いた計算になります。 どうしてそんなに間が空いたのかについては、いろいろあるといえばあるのですが、一つ自…

「岩波文庫で読む「感染症」」第4回

岩波書店のnote「コロナの時代の想像力」に、連載「岩波文庫で読む「感染症」」の第4回を書きました。 今回は、古代ギリシアの歴史家トゥキュディデスの『戦史』に記述されたアテナイの疫病について眺めております。当人も感染したという疫病の実態について…

2021年前半の対談

2021年1月から先日までに登壇した対談など。自分の名前は省略。 リンクしてあるものは、動画が公開されています。 01: 01/06 仲俣暁生「魅惑の書物変身術――『マルジナリアでつかまえて』刊行記念」(ゲンロンカフェ) 02: 01/13 安田登「普段使いのための古…

2021年前半の講義

2021年の前半が終わった。 今年は、4月から東京工業大学に勤めはじめて、第1クオーターは「立志プロジェクト」と「哲学B」という科目を担当した。所属は、リベラルアーツ研究教育院といって、宗教人類学者の上田紀行先生が院長を務めておられる。 また、昨年…

「新潮」編集部編『パンデミック日記』(新潮社)の書評

『新潮』第118巻第8号、2021年8月号(新潮社)に、「新潮」編集部編『パンデミック日記』(新潮社)の書評を書きました。 同書は、52名の創作者たちが、2020年1月1日から12月31日まで、1週間ずつ書いた日記を並べたものです。 以前、『岩波新書解説総目録 19…

安田登+玉川奈々福+山本貴光「見えないものの見つけ方」

2021年7月3日(土)の14時から、八重洲ブックセンター本店(東京都)で、安田登さんの新著『見えないものを探す旅』(亜紀書房)の刊行を記念したイヴェントが行われます。玉川奈々福さんとともにわたくしも登壇します。 安田さんも奈々福さんも、芸能を通じ…

三中信宏+吉川浩満+山本貴光「理系研究者が指南する本の遊びかた」

2021年7月2日(金)の夜、ゲンロンカフェのイヴェントに登壇します。 今回は、三中信宏さんの新著『読む・打つ・書く――読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』(東京大学出版会)の刊行を記念して、吉川浩満くんとともに三中さんにあれこれお話を伺いま…

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回が公開されました。 今回は山本から今野さんに宛てた書簡です。 知識と記憶の関係についてあれこれ述べております。 web.kawade.co.jp

多久和理実+吉川浩満+山本貴光「日本語教師のためのリベラルアーツ入門」

2021年6月9日に国際交流基金ローマ日本文化会館の企画・主催で行われたセミナー「日本語教師のためのリベラルアーツ入門」の動画が公開されました。 科学史をご専門とする多久和理実さん、吉川浩満くんとあれこれお話ししています。 同セミナーは、対象者が…

「岩波文庫で読む「感染症」」第3回

「岩波文庫で読む「感染症」」の第3回を書きました。 今回は、ボッカチオが『デカメロン』の序で、当時のヨーロッパを襲った「黒死病」のパンデミックについて、どのように書いているかを眺めております。 岩波文庫のボッカチオは、野上素一訳で全6分冊。番…

新連載「岩波文庫で読む「感染症」」

岩波書店のチーム「なみのおと」が運営するnoteで、新連載を始めました。 タイトルは「岩波文庫で読む「感染症」」といいます。 岩波文庫既刊6000余冊から、感染症に関わるものを選んで読んでみようという趣旨です。 第1回は「古典の小宇宙に問いかける」と…

「この世界の小さな驚異について――人文的、あまりに人文的な科学夜話」

2021年06月04日(金)の夜は、ゲンロンカフェで全卓樹さん、吉川浩満くんとともに「この世界の小さな驚異について――人文的、あまりに人文的な科学夜話」というイヴェントでした。 斎藤哲也さん、吉川くんとともに、2020年の「『人文的、あまりに人文的』な、…

「人文的、あまりに人文的」第66回「注目の新刊」

このところ、ここでは全然お知らせしておりませんでした。 吉川浩満くんとお送りしているYouTubeチャンネル「哲学の劇場」では、毎週金曜日に新しい動画を公開しています。 「人文的、あまりに人文的」第66回は、「注目の新刊」です。 『「倫理の問題」とは…

クレメンス・J・ゼッツ『インディゴ』(犬飼彩乃訳、国書刊行会)推薦文

クレメンス・J・ゼッツ『インディゴ』(犬飼彩乃訳、国書刊行会、2021.06.04)に推薦文を書きました。 もうお一方は、円城塔さんです。 kokusho.co.jp

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第4回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第4回が公開されました。 今回は、今野さんの回です。 「形骸」について「ちょっと『広辞苑』を調べてみました」といいながら、『辞苑』と『広辞苑』各版の語釈を並べる今野さんです。 web.k…

大澤真幸『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)刊行記念対談の記事

5月のはじめに大澤真幸さんの『新世紀のコミュニズムへ 資本主義の内からの脱出』(NHK出版新書、NHK出版)の刊行を記念して、オンラインで対談を行いました。 先日、その対談をもとにしたテキストが、NHK出版のnote「本がひらく」で公開されました。前後編…

「コンピューターとの上手な付き合い方」

「朝日小学生新聞」5月28日号の「まなび新時代 GIGAスクール編」の紙面で取材にお答えしました。 お題は「コンピューターとの上手な付き合い方」。 コンピュータはプログラム次第で変身する道具、試行錯誤を楽しもうという趣旨のお話をしております。 こちら…

東工大ホームカミングデイのミニレクチャー

東京工業大学のホームカミングデイのイヴェント「リベラルアーツへのいざない」で、毛塚和宏さんとともにミニレクチャーを行いました。 毛塚さんは「統計学は最弱の学問である」と題して、統計学が得意とするところ、不得手とするところについて、さまざまな…

今野真二+山本貴光「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第3回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第3回が公開されました。今回は、山本による第2通です。 前便での今野さんのお尋ねを受けて、索引についてあれこれ書いています。 web.kawade.co.jp

「マルジナリアでつかまえて」第45回

『本の雑誌』2021年6月号(本の雑誌社)に「マルジナリアでつかまえて」第45回を書きました。 「黒い点と十字の秘密」と題して、モーツァルトの手稿譜に残された染みについてのお話です。 あと5回で50回。 www.webdoku.jp

「マルジナリアでつかまえて」第46回「黒い点と十字の謎」

『本の雑誌』2021年6月号(本の雑誌社)に「マルジナリアでつかまえて」の第45回を書きました。 今回は「黒い点と十字の謎」と題して、モーツァルトの手稿譜についた黒いシミをめぐる話です。マルジナリア案件として話題を提供してくださった河西恵里さんに…

対談「資本主義の、その先へ」

2021年5月1日(土)の夜、大澤真幸さんとオンラインで対談をしました。 大澤さんの新著『新世紀のコミュニズムへ――資本主義の内からの脱出』(NHK出版新書652、NHK出版、2021)の刊行を記念したイヴェントです。 大澤さんの本と、そこで参照されている文献に…

往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第2回

「Web河出」で始まった連載、往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第2回が公開されました。今回は、今野真二さんの1通目です。 今野さんと私の「なれそめ」の話から。 web.kawade.co.jp

書評:沓掛良彦『オルフェウス変幻』

『図書新聞』第3494号(2021年05月01日号)に書評を書きました。 取り上げたのは、沓掛良彦『オルフェウス変幻――ヨーロッパ文学にみる変容と変遷』(京都大学学術出版会)です。 この途轍もない本のすごさの一端なりともご紹介できたらと思って書いてみたの…

「大人のリベラルアーツ」第3回

2021年4月22日(木)の夜に、「大人のリベラルアーツ」第3回に登壇しました。 これは、シブヤ大学と稼業イノベーション・ラボの共同主催によるオンラインイヴェントです。 第1回は、吉川くんとわたくしとで、「学びとは何か」(2月24日)というテーマをめぐ…

新連載「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」

河出書房新社のウェブサイト「Web河出」で、新しい連載を始めました。 日本語学者の今野真二さんの新著『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して、今野さんとわたくしとで、往復書簡を交わすという企画です。 せっかくの機会なので、大きな風呂敷を…

「クイズ文で伝わる!謎解きと論理の文章教室」

2021年4月7日(水)の夜、ゲンロンカフェで、飯間浩明さん、徳久倫康さんと「クイズ文で伝わる!謎解きと論理の文章教室」と題してお話ししました。 飯間さんのご著書『非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門』(Discover携書、ディスカヴァー・トゥ…

「月刊ALL REVIEWS」で豊﨑由美さんと対談

2021年4月4日(日)に「月刊ALL REVIEWS」で、豊﨑由美さんとお話しします。 ゲストが選んだ本について、豊﨑さんとあれこれお話しするオンライン番組で、今回は、バレリア・ルイセリ『俺の歯の話』(松本健二訳、白水社)がテーマです。 「月刊ALL REVIEWS…

失敗上等の気分で

2021年4月1日の「朝日新聞」にエッセイを書きました。 失敗ばかりしている者から見た、学ぶことについての感想です。 digital.asahi.com