エリック・ジマーマン『遊びと創造』(高崎拓哉訳、BNN)

エリック・ジマーマン『遊びと創造』(高崎拓哉訳、BNN、2024/04/17)

プレイ(遊び)、それを成り立たせるシステム(しくみ)、それを作って試すデザイン(設計)という三つの要素から、遊びと創造を探る本です。ルールをつくって試し、気づいたことを考察してルールをつくり直す、という応用範囲の広いテーマを扱っています。加えて、遊んで試して考えるためのゲームつき。冒頭で「この本で遊ぼう」と誘われます。

原題のThe Rules We Break: Lessons in Play, Thinking, and Design(ルールを破ることーー遊び、思考、デザインのレッスン)によく表されているように、ルールを使って遊び、課題や可能性を探るあれこれの考え方と実践について書かれています。版元はPrinceton Architectural Press 。

同書に解説を書きました。

また、著者のエリック・ジマーマンが、ケイティ・サレンと書いた『ルールズ・オブ・プレイーーゲームデザインの基礎』を、以前拙訳でソフトバンククリエイティブから刊行しました。現在は、改訂版がニューゲームズオーダーから発売中です。電子版もありますよ。

⇒BNN > 『遊びと創造』
 https://bnn.co.jp/products/9784802512831

⇒ニューゲームズオーダー > 『ルールズ・オブ・プレイ』
 https://www.newgamesorder.jp/games/rulesofplay