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「異界をつなぐエピグラフ」第2回(創元社note部)

創元社note部で始めた連載「異界をつなぐエピグラフ」第2回を書きました。 今回は「モンタージュ式エピグラフ、あるいはザナドゥへの道」と題して、ハイパーテキストの話などをしております。 エピグラフが異界をつなぐ扉であるとはどのようなことか、という…

猫町倶楽部×みんなのつぶやき文学賞コラボレーション企画

2022年02月12日(土)の夜、猫町倶楽部とみんなのつぶやき文学賞のコラボレーション企画で、小林秀雄「様々なる意匠」の読書会を行いました。 私もこの機会に久しぶりに精読して、批評の批評とでもいうべき同論の面白さを味わいました。 なぜここにお邪魔し…

新連載「文学のエコロジー」

『群像』2022年3月号(講談社)に新連載「文学のエコロジー」の第1回「文芸作品をプログラマーのように読む」を書きました。 文芸作品には、なにがどのように書かれているのかという問いを念頭に、そこに記述された世界をコンピュータでシミュレーションとし…

「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」

シブヤ大学のプロジェクト「歩くようなはやさで生きる人のためのリベラルアーツ」(全4回を予定)で、吉川浩満くんとともにナビゲーターを務めます。 このプロジェクトでは、毎回テーマに沿ってゲストをお招きし、伺ったお話を後にZINEとして編集します。 第…

「異界をつなぐエピグラフ」

創元社のnoteで新連載「異界をつなぐエピグラフ」を始めます。 目下は、アーティストで編集者の藤本なほ子さんと共編著で『エピグラフの本(仮題)』(創元社から刊行予定)を制作しています。創元社の編集担当は内貴麻美さんです。 制作の過程で、藤本さん…

「選書の世界の歩き方」

『本の雑誌』2022年2月号(本の雑誌)は、「選書の大海原に飛び込め!」という特集です。 私は「選書の世界の歩き方」と題して、選書という形式の本について、あれこれ書いております。 原稿の依頼を頂戴した際には、選書ならそれなりに集め読んできたから、…

連載「文芸的事象クロニクル」

『文藝』2022年春号(河出書房新社、2022.01.07)に連載「文芸的事象クロニクル」を書きました。この3カ月のあいだの世界で起きた文芸に関連しそうな出来事からいくつかを選んで編んだ年表(クロニクル)です。 文芸季評「文態百版」は前号で最終回でした。…

特集「AIと文学の未来」

『文學界』2022年2月号(文藝春秋、2022.01.07)の特集「AIと文学の未来」で、吉川浩満くんとともに連続インタヴューを担当しました。 三宅陽一郎さん、川添愛さん、大澤真幸さんにお話を聞いています。また、吉川くんとブックガイド対談もしております。構…

今野真二+山本貴光「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」最終回

本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今野真二さんの『日本語の教養100』(河出新書)の刊行を記念して企画された往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第10回(最終回)が公開されました。 今回は今野さんの番で、「対面」「対話」の語史の検…

2021年の回顧

自分のための覚書として、2021年の回顧をまとめました。 例年は当ブログの「プロフィール」エントリーに書いていたのですが、今年はサボっているうちに1年が経ち、いつなにをしたのか、よう分からんようになっていたのでした。各種の記録から、自分が公に行…

「「人文的、あまりに人文的」な、2021年人文書めった斬り!」

2021年12月28日に、ゲンロンカフェのイベントに登壇しました。 斎藤哲也さん、吉川浩満くんと年末恒例の「「人文的、あまりに人文的」な、2021年人文書めった斬り!」です。 例によって、3人それぞれが2021年に手にしたり読んだり注目した本のリストをつくっ…

対談「フィクションの書きにくい現代日本」

「毎日新聞」で文芸時評を担当している田中和生さんと、同紙で2021年の日本語の文芸をふりかえる対談をしました。 それぞれ印象に残った作品5点を選んで、それについて話しています。 両者で唯一重なったのは、橋本治さんの『人工島戦記』(ホーム社/集英社…

「みんなで世界文学全集を妄想する」

2021.12.26追記: イベント「みんなで世界文学全集を妄想する」は終了しましたが、2022年1月31日まで配信は続くようです(有料)。詳しくは下記リンク先をご覧くださいませ。 https://mousou-bungaku-archive.peatix.com/ * 2021年12月18日(土)に「みんな…

「エエカゲンがおもしろい」

2021年11月17日の朝日新聞に掲載の「エエカゲンがおもしろい 京大名物の数学者が説いた「生き方」の解」という記事で取材にコメントしました。 テーマは、一刀斎こと森毅さんとその著書『エエカゲンが面白い 数学・教育・大学』(ちくま文庫)についてです。…

東工大リベラルアーツ研究教育院の教員インタヴュー

この春から勤めている東京工業大学のリベラルアーツ研究教育院(ILA)のウェブサイトに教員インタヴューのページがあります。 そこに私のインタヴューも掲載されました。 educ.titech.ac.jp 同時期に着任した赤羽早苗さん、治部れんげさんをはじめ、ILA所属…

「晶文社スクラップブック」で新連載

晶文社のサイト「晶文社スクラップブック」で連載を始めました。 「ゲームを遊ぶときに何が起きているのか」というタイトルです。 タイトルの通りで、ゲームで遊ぶ経験についてああでもないこうでもないと考えたことを書いて参ります。 どうぞよろしくお願い…

「岩波文庫で読む「感染症」」第6回

岩波書店のチーム「なみのおと」が運営するnote「コロナの時代の想像力」で連載をしています。 「岩波文庫で読む「感染症」」第6回は、「見えないものから森羅万象を考える」と題して、ルクレーティウスの『物の本性について』を取り上げております。 古代ギ…

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第7回

「Web河出」で連載中の今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第7回を書きました。今回は山本の番です。 ヨーロッパで営まれた「手紙の共和国」(学問の共和国、文芸の共和国とも)などについて述べております。 web.kawade.co.jp

「世界の文芸誌から」第3回

「WEB本の雑誌」で連載中の「世界の文芸誌から」の第3回を書きました。 「「世界」とはどこのこと?」と題して、戦後間もない1946年に京都で創刊された『世界文學』という雑誌について、もそっと詳しく眺めております。 www.webdoku.jp

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第6回

「Web河出」で連載中の今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」の第6回が公開されました。 今野さんが、『現代思想』(青土社)の和算特集号に寄せた私の文章を読んでくださり、そこで触れている『廣益諸家人名録』(実物)を購入した…

「岩波文庫で読む「感染症」」第5回を書きました

岩波書店のチーム「なみのおと」が運営するnoteの連載「岩波文庫で読む「感染症」」の第5回を書きました。 今回は、「環境のなかで人間と病をみる」と題して、ヒポクラテス『古い医術について 他八篇』について書いています。 ヒポクラテスは、病気を環境と…

『図書新聞』の上半期読書アンケート

『図書新聞』第3505号、2021年7月24日号の「2021年上半期読書アンケート」に回答しました。3冊を選んでコメントを添えています。 今年もよい本がたくさん出ているので、そこから3冊を選ぶのはたいへん難しいですね。 ★図書新聞 > 同号目次 http://www.toshos…

「世界の文芸誌から」第2回

「WEB本の雑誌」に、連載「世界の文芸誌から」の第2回を書きました。 第1回を公開したのが2020年8月31日でしたので、10カ月ぶりくらいに続きを書いた計算になります。 どうしてそんなに間が空いたのかについては、いろいろあるといえばあるのですが、一つ自…

「岩波文庫で読む「感染症」」第4回

岩波書店のnote「コロナの時代の想像力」に、連載「岩波文庫で読む「感染症」」の第4回を書きました。 今回は、古代ギリシアの歴史家トゥキュディデスの『戦史』に記述されたアテナイの疫病について眺めております。当人も感染したという疫病の実態について…

2021年前半の対談

2021年1月から先日までに登壇した対談など。自分の名前は省略。 リンクしてあるものは、動画が公開されています。 01: 01/06 仲俣暁生「魅惑の書物変身術――『マルジナリアでつかまえて』刊行記念」(ゲンロンカフェ) 02: 01/13 安田登「普段使いのための古…

2021年前半の講義

2021年の前半が終わった。 今年は、4月から東京工業大学に勤めはじめて、第1クオーターは「立志プロジェクト」と「哲学B」という科目を担当した。所属は、リベラルアーツ研究教育院といって、宗教人類学者の上田紀行先生が院長を務めておられる。 また、昨年…

「新潮」編集部編『パンデミック日記』(新潮社)の書評

『新潮』第118巻第8号、2021年8月号(新潮社)に、「新潮」編集部編『パンデミック日記』(新潮社)の書評を書きました。 同書は、52名の創作者たちが、2020年1月1日から12月31日まで、1週間ずつ書いた日記を並べたものです。 以前、『岩波新書解説総目録 19…

安田登+玉川奈々福+山本貴光「見えないものの見つけ方」

2021年7月3日(土)の14時から、八重洲ブックセンター本店(東京都)で、安田登さんの新著『見えないものを探す旅』(亜紀書房)の刊行を記念したイヴェントが行われます。玉川奈々福さんとともにわたくしも登壇します。 安田さんも奈々福さんも、芸能を通じ…

三中信宏+吉川浩満+山本貴光「理系研究者が指南する本の遊びかた」

2021年7月2日(金)の夜、ゲンロンカフェのイヴェントに登壇します。 今回は、三中信宏さんの新著『読む・打つ・書く――読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』(東京大学出版会)の刊行を記念して、吉川浩満くんとともに三中さんにあれこれお話を伺いま…

「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回

今野真二さんとの往復書簡「知識の沼――ことばで巨人の肩にのる」第5回が公開されました。 今回は山本から今野さんに宛てた書簡です。 知識と記憶の関係についてあれこれ述べております。 web.kawade.co.jp