アフタヌーンセミナー(蔵前工業会兵庫支部)

2023年11月18日(土)に蔵前工業会兵庫支部のお招きで講演をしました。

蔵前工業会というのは、東京工業大学の卒業生による同窓会組織です。

今回は、東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構長もお務めの三宅美博先生と山本の2名が登壇者でした。

三宅先生からは「東京工業大学におけるデータサイエンス・AI教育がめざすもの」というお話を、わたくしからは先方のリクエストで「いま、改めて哲学してみるために」と題して哲学とはどのような営みなのかということをお話ししたのでした。

・哲学についての数学者や科学者の証言

・「哲学」という日本語の来歴

・哲学という営みの多様さ

・哲学のもつ働き

・リベラルアーツと哲学

・コンヴァージェンスサイエンス

といったトピックを用意して臨みました。

講演はそれぞれ70分で、質疑応答の時間は少しだけでしたが、その後の懇親会の席でみなさんからたくさんのお尋ねをいただき、そんなことになるとは思わずワインをすいすい飲んで油断しておりました。

中には東工大で鶴見俊輔や伊藤整の講義を受けたという方もいらして、当時のお話も伺うことができました。

写真は会場のある三ノ宮に早めに到着して、散歩の途中で撮影したものです。会場ではありません。

https://www.kuramae.ne.jp/ifno_detail/id=254&pno=3