2023年度の教育方面の仕事

新しい年度が始まるということで、ものを教える方面の仕事についてのメモをここにも残しておこうと思います。

2023年度は、引き続き東京工業大学で「哲学」他を担当します。

早いもので、着任してから今年で3年目となりました。大学生なら3年生です。もうすぐ就活というところでしょうか。

冗談はさておき、今年は昨年に続いて非常勤講師として和洋女子大学で「デジタル・ゲーム学」を担当します。2021年から行っている講義で、これも3年目です。初年度はオンデマンドでの実施、昨年度ははじめて対面で行いました。

また、新たに多摩美術大学で「メディアデザイン」という講義を、これもまた非常勤講師として行います。これは、2022年度で同大学を退職された永原康史先生が担当しておられた講義です。なんだか畏れ多くもありますが、次の適任者が現れるまでの中継ぎとして頑張りたいと思います。

金沢工業大学の「工学の曙文庫」については、昨年「世界を変えた書物」展の金沢展の監修と、同展の公式図録『世界を変えた書物』(橋本麻里編、小学館、2022)の執筆を担当したところでした。2019年度から引き続き、本年度も同大学の客員教授を務めます。これは「工学の曙文庫」の活用を中心に担当するものです。

以上のほかに、長岡造形大学でゲスト講義を1回、ミームデザイン学校で安田登さんと共同で1回、それぞれ担当する予定です。

それから、月に2回のゲームデザイン講座は今年度も続けます。これは参加希望の方がいるあいだは続けようと思っているものです。

こうして並べてみると、ちょっとデザイン方面が多めですね。

 

ついでながら、松岡正剛さんが率いる編集工学研究所が主宰しているHyper-Editing Platform [AIDA](あいだ)という、「次世代リーダーの研鑽と共創の「場」」に2020年からボードメンバーとして参加しておりました。3年間務めたところで一区切りとして、次のボードメンバーにバトンタッチすることにしました。