先日、1月19日にミームデザイン学校で講義をしました。
同校にはブックデザインコースとデザインベーシックコースという二つのコースがあります。また、両コースの学生と卒業生が受けられる共通講座が何回かありまして、私の担当はそのうちのひとつです。
今回は「インターフェイスを考える――「あいだ」で何が起きている?」と題して、人間と本のあいだで何が起きているかについて検討しました。
本や書棚はそれ自体が一種の記憶術の装置であることや、本を手にして読むとき、自分の心身になにが生じているかについての観察など、例によってあちらこちらととっちらかった話をしたのでした。要約すれば、いわゆる「ユーザー体験」、人がゲームや本やなんらかの道具に触れて使うとき、どんな経験をしているのか、それをどのように設計するのかといったことを考える時間でした。
気が早いようですが、次回2019年度も共通講座を担当することになりました。
今回は「マルジナリアから考える」と題しております。内容については、下記ミームデザイン学校のページで公開されております。