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アフタヌーンセミナー(蔵前工業会兵庫支部)

2023年11月18日(土)に蔵前工業会兵庫支部のお招きで講演をしました。 蔵前工業会というのは、東京工業大学の卒業生による同窓会組織です。 今回は、東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構長もお務めの三宅美博先生と山本の2名が登壇者でした。 三…

「科学史セミナー」(ロイヤルソサエティ出版)

ロイヤルソサエティ出版による「科学史セミナー(History of science seminars)」のページ。同出版が刊行しているジャーナル Notes and Records: the Royal Society Journal of the History of Science と Biographical Memoirs of Fellows of the Royal So…

視覚デザイン特別講義@長岡造形大学

2023年6月16日に、長岡造形大学の「視覚デザイン特別講義」でゲスト講義を担当しました。4・5限の2コマで、Zoomを使ったオンライン開催です。この特別講義は、一般の方も受講できる設定でした(要事前予約)。 上記は同大学の告知ページから。 講義概要と画…

講義「デジタル・ゲーム学」第2回

本日は和洋女子大学での「デジタル・ゲーム学」第2回でした。古代ギリシアの壺絵に描かれたゲームの様子から出発して、『Topsoil』(Nico Prins)を例にゲームを観察するポイントを少々、それから「デジタル」という語についてなど。質問の時間をつくれなか…

デジタルゲーム学@和洋女子大学

去年につづいて、今年も和洋女子大学で、「デジタルゲーム学」を担当します。 昨年度はオンデマンド講義でしたが、今年は対面授業です。 9月23日(金)が第1回で、はじめて同大学にも訪れました。 千葉県の市川市にあり、JR市川駅が最寄り駅(のひとつ)のよ…

2021年前半の講義

2021年の前半が終わった。 今年は、4月から東京工業大学に勤めはじめて、第1クオーターは「立志プロジェクト」と「哲学B」という科目を担当した。所属は、リベラルアーツ研究教育院といって、宗教人類学者の上田紀行先生が院長を務めておられる。 また、昨年…

東工大ホームカミングデイのミニレクチャー

東京工業大学のホームカミングデイのイヴェント「リベラルアーツへのいざない」で、毛塚和宏さんとともにミニレクチャーを行いました。 毛塚さんは「統計学は最弱の学問である」と題して、統計学が得意とするところ、不得手とするところについて、さまざまな…

大岡山のほうへ

この4月から、東京工業大学で働きます。 リベラルアーツ研究教育院という組織に所属して、哲学の講義を担当します。 これに伴い、2020年度からお世話になっている立命館大学大学院 先端総合学術研究科を退職し、非常勤として引き続きゼミなどを担当いたしま…

講義「インターフェイスを考える――「あいだ」で何が起きている?」

先日、1月19日にミームデザイン学校で講義をしました。 同校にはブックデザインコースとデザインベーシックコースという二つのコースがあります。また、両コースの学生と卒業生が受けられる共通講座が何回かありまして、私の担当はそのうちのひとつです。 今…

講演「天文学の文体」

過日、印刷博物館で行った講演「天文学の文体」について、type.centerにレポートが掲載されました。記事の執筆は伊東友子さんです。 この講演は、同館で開催中の「天文学と印刷」展の関連イヴェントとして行われたものです。同展の会期は2019年1月20日まで。…

講演「天文学の文体」

2018年11月11日(日)は、印刷博物館で「天文学の文体」と題した講演をしました。お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。 これは同館で開催中の「天文学と印刷」展の関連イヴェントです。 もし、私たちが天文学や自然科学などの知識を一切持っ…

ゲーム講座「音を使ったゲームをつくろう」

8月11日(土)は、ゲーム講座でした。 以前は代々木高等学校(よよこー)の特別講座として開催していたものですが、今年の春から有料の公開講座となっております。 毎回13:30-16:00の150分(途中休憩あり)を使って、一つのテーマについて聴講者のみなさんと…

ゲームデザイン講座「組み合わせで面白くしよう」

2018年7月22日(日)に、ゲームデザイン講座を開催します。 今回のテーマは「組み合わせで面白くしよう」です。 ゲームにおいて重要な要素の一つに、カードやコマの組み合わせがあります。 一つ一つは固定した機能をもったカードやコマも、組み合わせによっ…

「天文学と印刷」展(印刷博物館)

少し先のことになりますが、2018年10月20日(土)から印刷博物館で「天文学と印刷」展が始まります。 ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。 天動説から地…

「ゲーム講座」2018年6月のご案内

ここ数年、よよこー(代々木高等学校)のフリースクールで、月に2回ほど、ゲームデザインの講義を担当しております。 従来は同校の生徒を対象として実施していた講座ですが、2018年春から新たに一般向けの講座として開講しております。中高生でなくても、ど…

井庭崇+山本貴光「言葉を編む、世界をつくる」映像公開

先日の井庭崇さんとの対談式講義「言葉を編む、世界をつくる」(創造社会論、慶應義塾大学SFC)の映像が公開されました。 よもやそんな方はいらっしゃらないかと思いますが、うっかり興味が湧いてしまった方は以下からどうぞ。 ・前半 ・後半 【映像公開】先…

井庭崇さんの「創造社会論」

2017年04月27日(金)、井庭崇さんが慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで担当している「創造社会論」にゲストとして登壇しました。 「言葉を編む、世界をつくる」というテーマの下、2コマ3時間にわたって、井庭さんが取り組んでおられるパターン・ランゲージの…

線形代数講義(MIT OpenCourseWare)

twitterで教えてもらった線形代数(linear algebra)の講義。 MITのOpenCourseWareのチャンネル。講師はギルバート・ストラング(Gilbert Strang)教授。2005年の春学期とのこと。 先生が、本当はぱっと答えを出せるであろうところ、その場で思考を展開する…

東京工芸大学での講義は最終回

東京工芸大学での講義「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」がすべて終了しました。お引き受けして以来、多くても3回までというつもりでいたのですが、4回目の登壇となりました。そして、今年をもって最終回とする所存です。 大学/大学院での講義は、2009年に…

東京工芸大学「ゲーム学I」最終課題について

東京工芸大学「ゲーム学I」最終レポート課題についてお知らせします。 課題 次のいずれかのゲームをプレイして、分析・記述せよ。 ★『Continuity』 http://continuitygame.com/playcontinuity.html ★『Switch』 http://neutralx0.net/escape/r1.html ★『Aste…

ゲーム学I/シリアスゲーム論 講義の予定

先日の講義でもお伝えしましたが、東京工芸大学での講義「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」、2017年5月1日(月)は休講です。次回第4回は、その翌週、5月8日(月)の予定であります。 念のため、ここにも記しておく次第です。どうぞよろしくお願いいたします…

今年も「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」を担当します

2017年も東京工芸大学で二つの講義「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」を担当いたします。 自分でもだんだんよく分からなくなってきましたが、今回で4周目となります。 もとはといえば中継ぎとしてお預かりしたこの講義、そろそろ真打ちにご登場いただいてバ…

「座・芸夢」第19回「飽きないゲームをつくるには?」関連文献リスト

2017年03月15日の「座・芸夢」での講義「飽きないゲームをつくるには?」に関連する文献やウェブへのリンクなどをお示しします。当日触れたもの以外にも追加しています。(適宜更新します) ★イアン・レズリー『子どもは40000回質問する――あなたの人生を創る…

ミームデザイン学校第3回講義の補足

ミームデザイン学校で寄藤文平さんとデザインベーシックコースの講義を担当しています。 本日は全5回の第3回。年内最終回。 寄藤さんが言及していた図「創造のクレブス・サイクル(Krebs Cycle of Creativity)」が掲載されているエッセイは次のものでした。…

東京ネットウエイブの講義は冬休み前最終回

東京ネットウエイブでの講義は、本日で冬休み最終回。 高校生の講義では、Post truthという言葉から出発して、インターネットで虚実を見分けるにはどうすればよいかという検討を。 専門学校1年生の講義では、ゲームにおける「評価」の重要性とAIを活用する手…

ミームデザイン学校で寄藤文平さんと講義します

中垣信夫校長率いるミームデザイン学校で、寄藤文平さんとともに講義を担当いたします。 デザインベーシックコースの一環で全5回の予定です。 ちょっと大風呂敷を広げて、百科事典、世界像、デザインというキーワードを中心にああでもないこうでもないと考え…

ゲームをするとき、子どもの心に起きていること

11月23日(水)は、代々木高等学校で教育セミナーに登壇して参りました。 テーマは「ゲームをするとき、子どもの心に起きていること」。 子どもたちはなぜゲームに没頭するのか。頭ごなしに「ゲームばっかりしてないで勉強しなさい」と言っても、「はいそう…

ゲーム学

東京工芸大学での講義「ゲーム学I」でご紹介するファイルは、以下のものです。 (と思ったら、そこまで辿りつかなかったので、次回へ先送り) ⇒『ルールズ・オブ・プレイ攻略法――「意味ある遊び」を生み出すルールとデザイン」(PDF) http://d.hatena.ne.jp…

2015年度の講義

お知らせばかり続いて恐縮です。 2015年は、以下の講義を担当いたします。 ・「ゲーム学I」「シリアスゲーム論」(東京工芸大学) ・「ゲーム企画」「ゲーム制作」(東京ネットウエイブ) ・「ゲームプログラム」「ゲーム制作」(東京ネットウエイブ別科) …

東京工芸大学での二つの講義「ゲーム学I」と「シリアスゲーム論」は本日が最終回だった。 「ゲーム学I」では、そもそも「学問」とはどういうことかという検討から始めて、ゲームそのもののメカニズムを分析・記述することと、ゲームで遊ぶ際にプレイヤーの心…