「天文学と印刷」展(印刷博物館)

少し先のことになりますが、2018年10月20日(土)から印刷博物館で「天文学と印刷」展が始まります。

 

ニコラウス・コペルニクス、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、天文学の進展に大きな役割を果たした学者と印刷者の関係を紐解きます。

天動説から地動説(太陽中心説)への転換が起こるきっかけとなった『天球の回転について』。著者であるコペルニクスの名は知られている一方、本書の印刷者を知る人は少ないのかもしれません。15世紀のヨーロッパに登場した活版および図版印刷は、新たな世界像を再構築していく上で大きな役割を果たしました。学者と印刷者は共同で出版を行うのみならず、学者の中には自ら印刷工房を主宰した人物も存在します。本展では学問の発展に果たした印刷者の活躍を、天文学を中心に紹介します。

 (印刷博物館ウェブサイトより)

 

同展覧会の関連催事として三つの講演会も予定されています。

「天文学者の占星術」
 鏡リュウジ[占星術研究家]
 2018年11月4日(日)14:00~15:30

 

「天文学の文体」 
 山本貴光[ゲームクリエイター・文筆家]
 2018年11月11日(日)14:00~15:30

 

「情報の視覚化」 
 中野豪雄[グラフィックデザイナー、武蔵野美術大学准教授]
 2018年11月25日(日)14:00~15:30

 

会場:印刷博物館 グーテンベルクルーム
参加費:無料[ただし企画展入場料が必要です。]
定員:80名[先着順、事前申込制]

*10月2日(火)より申込開始。当館Webサイトよりお申し込みください。

私は「天文学の文体」と題して、『文体の科学』の天文学篇とでもいうべきお話をします。 

また開催日が近づいたらお知らせいたします。

 

http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/181020/img/main.jpg

(画像をクリックすると公式サイトへ移動します)