2019年3月9日(土)に、ジュンク堂書店池袋本店でヒロ・ヒライさんと対談いたします。
題して「印刷革命から魔術・錬金術までの知のコスモス」。
ヒライさんが監修した『ルネサンス・バロックのブックガイド』(工作舎、2019年2月刊行予定)の刊行を記念した対談です。
(画像は工作舎のページからリンク)
占星術や錬金術、魔術が興隆し、近代科学・哲学が胎動したルネサンス・バロック時代。その知のコスモスを伝える『ルネサンス・バロックのブックガイド』は、50名をこえる執筆者によって、この時代を象徴する原典の邦訳書から最新の研究成果まで、総数150冊余の書物を紹介しています。
(イヴェント概要より)
という同書をめぐって、ヒロ・ヒライさんとお話しします。
ヒロ・ヒライさんとは、2018年の9月に、プリンチーペ『錬金術の秘密――再現実験と歴史学から解きあかされる「高貴なる技」』(ヒロ・ヒライ訳、勁草書房)の刊行を記念して下北沢のB&Bで対談をしました。
その折も、錬金術について興味の尽きない話を伺いましたが、今回はさらに広く、ヒロ・ヒライさんが長年にわたって探究してこられた領域について話し合いたいと念じております。
この方面では、2018年に関わった「世界を変えた書物展」(上野の森美術館)や「天文学と印刷展」(印刷博物館)、また、次に執筆する『科学の文体(仮称)』という本とも関連があり、個人的にもうれしい機会です。
なお、『ルネサンス・バロックのブックガイド』については、クラウドファウンディングも実施中です。当初の目標額30万円をはるかに超えて、170万円以上が集まっているようです。支援募集は2019年2月15日23時59分まで。
同書については工作舎のページをご覧あれ。
また、イヴェントの詳細はhontoでご覧いただけます。