講義「デジタル・ゲーム学」第2回

本日は和洋女子大学での「デジタル・ゲーム学」第2回でした。古代ギリシアの壺絵に描かれたゲームの様子から出発して、『Topsoil』(Nico Prins)を例にゲームを観察するポイントを少々、それから「デジタル」という語についてなど。質問の時間をつくれなかったのは反省。

上記の壺絵については、"Killing time during the Trojan War with Ajax and Achilles: Curator's Corner S5 Ep 10" (The British Museum, 2019.10.29) という動画で、大英博物館のヴィッキー・ドネラン氏が解説しています。

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また、 ホメロスや古典ギリシアの詩を専門とするグレゴリー・ナギー氏による、同様のモチーフの壺絵に描かれたゲームに関する解説 ”A Roll of the Dice for Ajax" (Classical Inquiries, 2015.03.13)も参考になります。(壺の古さに比べたら)ほんの7年前の記事ですけれど、文中のハイパーリンクは半分くらい無効になっております。インターネットの儚さを感じたりして。