『文藝』2024年夏季号(河出書房新社)に連載「文芸的事象クロニクル 2023.12-2024.02」を書きました。
これは過去3カ月に世界のあちこちで生じた「文芸的事象」を選んでクロニクルとして構成するものです。
できるだけ日本や欧米に偏らないように、あちこち見てみるようにしています。
といっても、山本が読める言語や手の届く範囲の情報に基づいているため、たいへん限られた内容になっております。
今回は、オセアノス・ポルトガル語文学賞、ハンナ・アーレント政治思想賞授与を巡る混乱、レフ・ルビンシテイン死去、ヒューゴー賞の審査過程、書店からLGBT関連書を撤去(ロシア)ほかに触れています。
そのうち、このページだけコピーして束ねておきましょう。
本誌の特集は「世界はマッチングで回っている」、「さよなら渋谷区千駄ヶ谷2-32-2」、緊急企画として「ガザへの言葉#CeasefireNOW」。同誌の発行元である河出書房新社は、これまで千駄ヶ谷にあったのですが、このたび移転したようです。
私は以前、教えに行っていた専門学校が千駄ヶ谷にあって、何年か通っていたこともあり、また、時々河出書房新社にもお邪魔していたりして、なにかしらの記憶がある場所だったりするのでした。
一度見せていただいた、河出書房新社の旧ビル地下にあった書庫も新しくなったのかしらん。