『デヴィッド・クローネンバーグ 進化と倒錯のメタフィジックス』

ele-king編集部編『デヴィッド・クローネンバーグ 進化と倒錯のメタフィジックス』(Pヴァイン、2023/08)に『イグジステンズ』(1999)について書きました。

近未来のゲームを描いた映画ですが、幸か不幸か、現実のゲームはまだ『イグジステンズ』の水準には至っておりませなんだ。なにしろ神経系にゲーム機を直挿しですからね……

とはいえ、劇中で表現される『イグジステンズ』というゲームのしくみや出来映えについては、それとはまた別のへんなところがあって、いま見直しても面白いものでした。

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』はそろそろ封切りでしょうか。

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そういえば、Pヴァインの映画本に書くのは二度目でした。一度目は、今年の2月に刊行されたele-king編集部編『ジャン=リュック・ゴダールの革命』(Pヴァイン、2023)のフィルモグラフィ・コーナーに、「1990年代ーー『映画史』へと至る10年」を書いたのでした。

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