「日本経済新聞」

ビオリカ・マリアン『言語の力』書評

「日本経済新聞」2024年3月16日号の書評欄に、ビオリカ・マリアン『言語の力』(桜田直美訳、今井むつみ監訳・解説、KADOKAWA、2023/12)の書評を書きました。 同書は日常的に複数の言語を使っているマルチリンガルの人について、いまなにが分かってきている…

「潜るあいだに歩いたり」(エッセイ)

「日本経済新聞」2022年9月18日号の文化欄に、エッセイを書きました。 「潜るあいだに歩いたり」と題して、日曜日のくつろいだ時間の読物をめざして書いてみております。 普段あまりこういう種類の文章を書いていないので、ちょっと新鮮な気分です。 www.nik…

寄稿:鷲見洋一『編集者ディドロ』(平凡社)書評

「日本経済新聞」2022年6月18日号の書評欄に、鷲見洋一『編集者ディドロ 仲間と歩く『百科全書』の森』(平凡社、2022)の書評を書きました。 トラブルに継ぐトラブルにまみれたこの巨大プロジェクト、現代なら大規模ソフトウェアの開発に通じていそうと思っ…

書評:ジャン=イヴ・モリエ『ブックセラーの歴史』

2022年4月9日の「日本経済新聞」に、ジャン=イヴ・モリエ『ブックセラーの歴史 知識と発見を伝える出版・書店・流通の2000年』(松永りえ訳、原書房、2022/02)の書評を書きました。 一口に「書籍商」といっても実に多様なあり方をしてきたという様子を見せ…

寄稿「松永伸司『ビデオゲームの美学』書評」

「日本経済新聞」2018年12月8日の書評欄に、松永伸司『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会)の書評を書きました。

プロムナード最終回「どうしてそうなった?」

日本経済新聞夕刊のプロムナード欄にエッセイを寄稿しました。 最終回となる今回は「どうしてそうなった?」と題して、子供の頃は将来の夢を持っていなかったけれど、結果的にいまはこうなったというお話をしております。 最後まで毒にも薬にもならないエッ…

プロムナード(第22回 - 第23回)

日本経済新聞夕刊のプロムナード欄にエッセイを寄稿しました。 ・第22回「勝手に壁をつくる」(2018/06/05) ・第23回「世界を変えた書物」(2018/06/12) 今年の1月から始まった本連載も、残すところあと2回となりました。 どうぞよろしくお願い申し上げま…

「プロムナード」第16回から第21回

日本経済新聞夕刊の「プロムナード」欄(火曜日担当)、このところの掲載分は以下の通りです。 ・第16回「ちょっとだけ変身する」 ・第17回「お生まれはどちら?」 ・第18回「全集を少々」 ・第19回「トーストの音」 ・第20回「驚異の部屋」 ・第21回「なに…

プロムナード「収容所のプルースト」

「日本経済新聞」夕刊の「プロムナード」欄に寄稿しました。 2018年1月から始まったこの連載も8回目。 今回は「収容所のプルースト」と題して、ジョゼフ・チャプスキの『収容所のプルースト』(岩津航訳、境界の文学、共和国)をご紹介しました。 共和国から…

「プログラム習得のコツ」

「日本経済新聞」夕刊の「プロムナード」欄に「プログラム習得のコツ」を寄稿しました。連載第4回目です。 コツといっても、自分の場合、どのように学んだかを書いてみた次第です。 私が見るところ、最重要の要素は動機です。 プログラムでなにかつくりたい…

連載「プロムナード」(「日本経済新聞」夕刊)

「日本経済新聞」夕刊「プロムナード」欄の連載が始まりました。 電子版のページをご紹介します。 ★第2回「書店こわい」(2018年01月16日) ★第1回「遊びか仕事かはたまた」(2018年01月09日)

連載「プロムナード」(「日本経済新聞」夕刊、毎週火曜日)

「日本経済新聞」夕刊の「プロムナード」コーナーで、1月から6月まで連載を担当いたします。 同コーナーは、月曜日から土曜日まで、曜日ごとに執筆者が決まっておりまして、こんな具合です。 月曜=佐伯泰英(作家)火曜=山本貴光(ゲーム作家)水曜=村田…

「日本経済新聞」に松岡正剛『擬』書評を寄稿しました

「日本経済新聞」2017年11月25日朝刊に、松岡正剛『擬 MODOKI――「世」あるいは別様の可能性』(春秋社)の書評を寄稿しました。 風が吹いたからといって桶(おけ)屋が儲(もう)かるとはかぎらない。 この、巻頭に置かれたユーモラスな諺(ことわざ)モドキ…

「日本経済新聞」の「交遊抄」欄

「日本経済新聞」2017年09月09日(土)号の「交遊抄」欄に寄稿しました。大学時代からの恩師・赤木昭夫先生について書いております。500文字くらいの短文です。

國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』書評

「日本経済新聞」2017年04月29日号の書評欄に、國分功一郎『中動態の世界――意志と責任の考古学』(医学書院)の書評を寄稿しました。 私たちは、行動をともすると「する」「される」と、能動/受動でとらえますが、実際にはそんなにすぱっと割り切れるもので…