音楽

★増田聡『その音楽の〈作者〉とは誰か——リミックス・産業・著作権』(みすず書房、2005/07、amazon.co.jp) 増田聡(ますだ・さとし, 1971- )さん(id:smasuda)の新著が書店に並んでいるようです。読了後にメモランダムを作成します(とりあえず刊行情報を…

★『ユリイカ』第37巻第6号、2005年6月号(青土社、amazon.co.jp)#0421 「カエターノ・ヴェローゾ」(2003年02月号)、「Jポップの詩学」(2003年06月号)、「はっぴいえんど」(2004年09月号)、「ポストノイズ」(2005年03月号)と、音楽関連のテーマにも…

★増田聡+谷口文和『音楽未来形——デジタル時代の音楽文化のゆくえ』 (洋泉社、2005/03、amazon.co.jp)#0384 『古代ギリシャの音楽』(Musique de la Grèce Antique)(KKCC-9201, amazon.co.jp)というディスクがある。これは、伝存する古代ギリシアの音楽…

★ピエール・ブーレーズ+アンドレ・シェフネール『ブーレーズ‐シェフネール書簡集 1954-1970——シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ドビュッシーを語る』 (笠羽映子訳、音楽之友社、2005/04、amazon.co.jp)#0381 Pierre Boulez et André Schaeffner, CORRE…

★小沼純一『武満徹——その音楽地図』(PHP新書339、PHP研究所、2005/03、amazon.co.jp)#0319 武満徹(たけみつ・とおる, 1930-1996)の幅広い音楽活動への導入のために書かれた一冊。武満といえば「ノヴェンバー・ステップス」に代表される現代音楽のイメー…

★『基本 音楽史』(音楽之友社、1968/04) 「教員養成大学における中学課程の音楽専攻生を対象」とした音楽史の教科書。「音楽史」と題してはいるけれど、やはり西欧音楽が中心。

★H.ライヒテントリット『音楽の歴史と思想 音楽はいかにみるべきか」(服部幸三訳、国際出版社、1955/10) Hugo Leichtentritt, MUSIC HISTORY AND IDEAS(Harvard University Press, 1938) こちらはギリシア音楽からはじまって、グレゴリオ聖歌、ゴチック、…

★A.ゴレア『現代音楽の美学』(野村良雄+田村武子訳、ムスルジア全書、音楽之友社、1957/04) Antone Goléa, Esthétique de la musique contemporaine (P.U.F., 1954) 1954年における「現代音楽」を概観する一冊。目次は下記のとおり。 序論 第一章 19世紀…

★山根銀二『音楽の歴史』(岩波新書295、岩波書店、1957/11) 「世界史の展望のなかで私たちがどういう位置におかれるか、また、それと同じことですが、私たちの立場から世界の音楽史がどう見られるかの問題にこたえようとしたものです」という観点から書か…

侯孝賢の映画『珈琲時光』に、江文也(こう・ぶんや)という音楽家の話が出てくる。 主人公の陽子(一青窈)——江文也の次女は庸子(ようこ)さんであるのは偶然か——の生業はライターであるらしいのだが、この陽子が映画中で取材調査しているのが江文也なんで…