岩波新書

インタヴュー「在野に学問あり」

ウェブページ「B面の岩波新書」に連載中の山本ぽてとさんによるインタヴュー・シリーズ「在野に学問あり」に、吉川浩満くん(id:clnmn)とともに登場しました。 (写真は同ページへのリンクです) このインタヴューについて最初に打診をいただいたときは、自…

「永遠に普請中の大伽藍」

「岩波新書創刊80年記念」の『図書』臨時増刊号(岩波書店)にエッセイを寄稿しました。 (画像はサイト「B面の岩波新書」へのリンク) 「永遠に普請中の大伽藍」と題して「はじめての新書」について書きました。 同号は非売品で、書店等で配布されるようで…

【き】

★上田紀行『生きる意味』(岩波新書新赤931、岩波書店、2005/01、amazon.co.jp)#0121 著者・上田紀行(うえだ・のりゆき, 1958- , 文化人類学)は、現代を「生きる意味の不況」ととらえる。バブル経済が崩壊したとはいえ、ほんとうに貧病が猖獗(しょうけつ…

★本橋哲也『ポストコロニアリズム』(岩波新書新赤928、2005/01、amazon.co.jp)#0108 「ポストコロニアリズム」という言葉における「ポスト」とは、「過ぎ去ることなく現在に継続し行く末〔未来〕に影響する、という時間的な三重の縛り(であると同時に開か…

★浦雅春『チェーホフ』(岩波新書新赤版926、岩波書店、2004/12、amazon.co.jp) 今年(2004年)、没後100年で、国内でも関連書が多数刊行されたA.P.チェーホフの評伝。

★山根銀二『音楽の歴史』(岩波新書295、岩波書店、1957/11) 「世界史の展望のなかで私たちがどういう位置におかれるか、また、それと同じことですが、私たちの立場から世界の音楽史がどう見られるかの問題にこたえようとしたものです」という観点から書か…