インタヴュー「在野に学問あり」

ウェブページ「B面の岩波新書」に連載中の山本ぽてとさんによるインタヴュー・シリーズ「在野に学問あり」に、吉川浩満くん(id:clnmn)とともに登場しました。

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(写真は同ページへのリンクです)

 

このインタヴューについて最初に打診をいただいたときは、自分では「在野」や「学問」という意識がなかったので、私(たち)でよいのだろうかとも思ったのでした。

とはいえ山本ぽてとさんの書く文章が好きなので、話を伺えるチャンスとばかり、吉川くんともども参上したのであります。

インタヴューでは話しませんでしたが、「在野」といえば、昔勤めていたコーエー(現:コーエーテクモゲームス)の『三國志』や『信長の野望』に出てくる「在野武将」を思い出します。もともと「朝野」という区別に基づくわけです。つまり「朝廷と民間。官民」(『日本国語大辞典』、JapanKnowledge版)という次第。

学問の場合には、大学が朝廷の位置にあると見立てて、それ以外の場所を野と名指したりもするようですね。いつごろからこういう用法があるのか分かりませんが、『水滸伝』を思い出したりもします。

 

それはともかく、山本ぽてとさんの問いかけに導かれて、学生時代から現在まで、物書きとしてなにをどんなふうにしているかということについてお話ししています。お読みいただければ幸いです。

そうそう、記事の冒頭に「読了時間:1分」とあって、岩波新書の編集部の読字速度の基準に驚嘆したのですが、どうやらそういうことではないようでしたので、どうかご安心を。

連載の第0回は山本ぽてとさんによるイントロダクション「「はじめに」に代えて父への手紙」、第1回は『これからのエリック・ホッファーのために――在野研究者の生と心得』(東京書籍、2016)のご著書もある荒木雄太さんが登場しています。

 

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