★A.ゴレア『現代音楽の美学』(野村良雄+田村武子訳、ムスルジア全書、音楽之友社、1957/04)
 Antone Goléa, Esthétique de la musique contemporaine (P.U.F., 1954)


1954年における「現代音楽」を概観する一冊。目次は下記のとおり。

序論
第一章 19世紀の遺産
第二章 過去の晶化作用
第三章 十二音楽
第四章 フランス的解決
第五章 新しいヒューマニズム
第六章 招来の展望


第五章で名前があがっている音楽家は、マヌエル・デ・ファリャ、ジョルジュ・エネスコ、ベーラ・バルトークプロコフィエフ、ミヨー、アルテュール・オーネゲル、ジョルジュ・オーリック、ルイジ・ダラピッコラ、ショスタコーヴィッチ、アンドレ・ジョリヴェ、メシアンなど。