上記の仕事との関連で、刊行を心待ちにしているのがこの本です。



★小田切文洋編著『江戸明治 唐話用例辞典』笠間書院

はじめて明らかになる、江戸時代の日本人の、
唐話(近世中国語)受容の全体像。

江戸中期から明治まで、
近世中国語(唐話)から借用された語彙は、
どのような理解を経て、日本語文献のなかで用いられたのか。
豊富な用例とともに探る、初の辞典


【目次】

音読み 音対照表
凡例
用例集成本文
引用文献一覧


【本書に掲載の用例中の出典から】
●明清代の白話文学
●通俗物
(江戸時代の『水滸伝』『今古奇観』を
はじめとした白話小説の翻訳)
●唐話辞書類
●読本・繁昌記等
●明治の啓蒙書・翻訳文学


とのことです。


笠間書院 > 2008年11月13日
 http://kasamashoin.jp/2008/11/post_670.html
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