『週刊読書人』2017年05月19日号に、松田行正『デザインってなんだろ?』(紀伊國屋書店、2017/04)の書評を寄稿しました。
一面は、柴田元幸さんと大宮勘一郎さんによるポール・オースター『冬の日誌』『内面からの報告書』(新潮社)刊行を機とした対談。
翻訳について柴田さんがこんなことをおっしゃっていて笑ってしまった。
過去にヘミングウェイの作品を訳した時にも、なるべく余計なことはしないように努めました。ただこの人は少しおっかなくて、「余計なことをしたら張り倒すぞ」と睨まれている感じ(笑)。オースターは、もう少し優しく、見守ってくれている気がします。
そういえば、作家によっては翻訳書に解説をつけるのも嫌う人があるとかないとかといった話も聞いたことがあります。
2017.05.25追記
上記書評が『週刊読書人』のサイトで公開されました。
同紙では、紙面の記事をウェブでも公開する試みを始めております。私は新聞で読み、後にアーカイヴとしてウェブ版を読むという具合に、双方を使っております。