紀伊国屋書店じんぶん大賞2016

 紀伊国屋書店じんぶん大賞2016のブックフェアが、全国の紀伊國屋書店で始まりました。

見事大賞に輝いたのは、岸政彦さんの『断片的なものの社会学』(朝日出版社)でした。第2位は森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)、第3位は大澤聡さんの『批評メディア論』(岩波書店)と続きます。いずれも素晴らしく示唆に富んだ本でした。

同フェアでは、じんぶん大賞2016のベスト30に選ばれた本が展示されています。

また、岸さんの受賞コメントの他、ベスト30に選ばれば本と読者によるコメントを添えたリスト、じんぶん大賞2016プレイベントとして開催された斎藤哲也さんと吉川浩満くんと私の鼎談「「じんぶん」のモンダイを語る――2015年の人文書を振り返って」も収録された小冊子が配布されています。

 

www.kinokuniya.co.jp

イシス編集学校の軌跡

 ★松岡正剛&イシス編集学校『インタースコア――共読する方法の学校』(春秋社、2015/12)

2000年に創設されたイシス編集学校の15年の歩みを振り返り、現在とこれからを展望した本。

あまりにも多様な内容でおいそれとは要約できないけれど、「編集」というキーワードから派生して、これだけのことが考えられ、試みられ、生み出せるという事例集としても活用できそう。

とりわけ、松岡校長がイシス編集学校を創設する前夜と経緯について、つまりそうした学校をつくろうと思い立った動機と方針を語った巻頭の「インタースコアする編集力」は、データや情報の山と流れを前にして、これを扱いあぐねている人や組織には示唆するところ大だと思う。

ともかくモンダイを発見したら、対処のためのルールやしくみをこしらえるだけでなく、実際に遊んで試してみる。ここで「遊ぶ」というのは、文字通り楽しむということもあるけれど、それ以上にルールやしくみがどういう範囲で稼働できるかということを試してみるという意味でもある。そうした試行錯誤を通じて得られたものは、また次の材料と手がかりになる。この過程からさらに新たなモンダイにも遭遇する……。雑駁にいえば、どうもこれが松岡さんの流儀ではないかと思う。この本を読んでいると、イシス編集学校とは、そうした「遊び」の実験場でもあるという次第もよく分かる。それが15年も盛んに続いていることにも驚きだ。

昨年の夏、同校のイシスフェスタにお招きいただいて、「知のゲームを編集する夜学」という講座+実習を担当した。事前の打ち合わせで、同校林頭の吉村堅樹さんとお話をしながら企画の意図を伺って、「そうだ、ゲーム制作ってそれ自体がまさに編集の塊だものな」と再認識。

ゲーム制作は、多種多様な要素を編みあわあせる、まさに「編集」の技だ。なにしろ、各種のルールや道具、またコンピュータゲームならテキスト、グラフィック、サウンド、振動、そして人間といった要素をひとつのしくみとして構成するわけである。どうしたって編集がモンダイなのである。

そこになんらかの「知」をテーマとして放り込んだら、どんなゲームをつくれるか。というので、3時間ほどだっただろうか。ゲームをつくるにはあまりにも短い時間だけれど、ご参加くださったみなさんでチームをつくり、めいめいが脳裏に持っている知や経験を出し合って、ゲームを編集したのだった。

特にゲームの場合、ルールをいかに編みあわせるかというさじ加減次第で、遊び心地がまったく違うものに仕上がる。自分が組み合わせてつくったゲームを、自分でも試してみられるのがこれまたゲームの面白いところ。しかも、難しいことを考えずとも、遊べばたちどころに面白いかそうでないかも感じられてしまう。問題点に気づいたらチューニングしてまた試せばよい。まことゲームは編集トレーニングのよき題材だと思う。

イシスフェスタでは、必ずしもゲーム制作に馴染みのない人たちと共に、こうしたことを改めて実感したのだった。

それにしても、会場となったイシス編集学校が誇る「本楼」の、6万冊の書物による文字通りの壁に囲まれた空間は、そこに坐っているだけでもいろいろなアイディアがむくむくと湧いてくる場でもあった。

『インタースコア』をルールブックに見立てて、いろいろ遊んでみたいと思う。

インタースコア: 共読する方法の学校

インタースコア: 共読する方法の学校

 

es.isis.ne.jp

 

文芸の共和国

★Dirk van Miert, What was the Republic of Letters? A brief introduction to a long history (1417-2008)

www.academia.edu

This article provides a chronological introduction to the long history of the Republic of Letters, moving beyond its usual early modern time-frame into the modern age. I follow the history of the Republic of Letters through its many paradigm shifts, showing that it was a far more dynamic community than is suggested by the steady use of the term itself throughout the ages. At the end of the article, I address the still unanswered question as to how many people were involved in this network. A well corroborated answer to this question (and to many others) will only be possible once the records of all surviving letters exchanged by its participants are pooled and made digitally accessible. Steps towards reaching this goal are currently being made in a large digitization project in which more than thirty countries participate.

 

 この論文の著者、ディルク・ファン・ミエルト(Dirk van Miert)氏が編集長を務める雑誌 LIAS Journal of Early Modern Intellectual Culture and its Sources 関連サイト。

 

⇒PEETERS ONLINE JOURNAL > LIAS

 http://poj.peeters-leuven.be/content.php?url=journal&journal_code=LIAS

 

⇒LIAS

 http://webdoc.ubn.kun.nl/tijd/l/lias/

 1974-2004年のバックナンバーが公開されている。

 

また、上記論文は GRONIEK誌の第204号(2016年02/03月号)に掲載されるとのこと。

 

⇒GRONIEK

 http://groniek.nl/

 

耳に残るは誰の歌声

『新潮』2016年02月号(新潮社)に、池澤夏樹さんの新著『砂浜に坐り込んだ船』(新潮社)の書評を寄稿しました。タイトルは「耳に残るは誰の歌声」です。

 

砂浜に坐り込んだ船

砂浜に坐り込んだ船

 

 

www.shinchosha.co.jp

www.youtube.com

2016年の抱負

ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。

自分の覚書として、本年の抱負を記したいと思います。

2016年は、なにはともあれ懸案の本を仕上げて刊行することが第一の目標であります。

 

『「百学連環」を読む(仮)』(三省堂)〔鋭意仮校確認中〕

『夏目漱石『文学論』論(仮)』(幻戯書房)〔鋭意執筆中〕

『心脳問題 増補改訂版(仮)』(吉川浩満との共著、太田出版)〔鋭意加筆中〕

 

いずれも春のうちには書店にお届けしたい所存。年末年始を返上で作業しております(特定方面へのアピール)。

 

上記を終えたら、怠け者のわたくしにしては上出来で、今年分の仕事は終わったも同然、あとは寝転んで『水木しげる漫画大全集』(講談社)でも読もう……と申したいところですが、そうも参りませんで、お約束している本を次第順次書き進めて参ります。吉川くんとの共著が何冊か、三宅陽一郎さんとの共著が1冊、単著が数冊予定されています。

 

また、寄藤文平さんとの対談(ミームデザイン学校シンポジウム、詳しくは『アイデア』第372号をご覧くだされ)で寄藤さんが構想を語ったアレについても、開発を進めて参りたいと思います。寄藤さんの構想とアイディアを、私が設計・実装するというプロジェクトです。目下は基礎部分の設計を検討しているところ。これは現段階で思い描いている通りのものができあがったら、結構面白いはず。

 

昨年6月から通い始めたモブキャストとは、新たに「プロ契約」という契約を結びました。プロ契約というのは、同社が新たにこしらえた制度で、平たく申せば、時間と場所に縛られず働ける契約です。プロ契約については、以下のページに書かれておりますので、「われも」と思う方はぜひに。近くインタヴューも掲載していただく予定です。

mobcast.co.jp

主な仕事は、新しいゲームの企画を発案・表現・開発できるプランナーの育成。そのための教育の仕組みやプランナーに必要な能力とその評価の明確化など、この半年ばかり同社で行ってきたことを、さらに突き詰めてゆきます。ゲーム会社で10年開発に取り組み、専門学校や大学で10年教育を試行錯誤した経験が、総合的に活かされ、試されそうであります。がんばるぞい。

 

東京ネットウエイブ、東京工芸大学での講義、トランスクリプションも続けて参ります。

 

――という具合で、本年も節操なくあれこれ取り組んで参りとう存じます。

あ、第一の目標は自分の時間をこしらえることでした。昨年は目の前に来る弾を打ち返すので手一杯(断ればよかりそうなものですが、依頼内容が面白そうだとついね……)、本も読めなければ、映画もほとんど観に参れませんでした。これをおおいに反省しまして、時間ドロボー*1から時間を取り戻すべく、まずはSNSを見る時間を減らしております。

相変わらず益体もないことばかりで恐縮ですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

*1:その正体は自分

2015年の印象に残った本

2015年に読んだ2015年刊行の本から、印象に残った本を挙げてみます。なんとなく分類しつつ順不同。

■2015年の印象に残った30冊+α 

01.

THE BOOK OF TREES―系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス

THE BOOK OF TREES―系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス

 

02. 

知識の社会史2: 百科全書からウィキペディアまで

知識の社会史2: 百科全書からウィキペディアまで

 

03. 

教育学の歴史

教育学の歴史

 

 04.

日本「文」学史 第一冊 A New History of Japanese “Letterature

日本「文」学史 第一冊 A New History of Japanese “Letterature" Vol.1 (日本「文」学史 1)

 

05. 

世界経済史概観 紀元1年?2030年

世界経済史概観 紀元1年?2030年

 

06. 

ルネッサンス史

ルネッサンス史

 

 07.

テクストの擁護者たち: 近代ヨーロッパにおける人文学の誕生 (bibliotheca hermetica 叢書)

テクストの擁護者たち: 近代ヨーロッパにおける人文学の誕生 (bibliotheca hermetica 叢書)

 

08. 

印刷という革命:ルネサンスの本と日常生活

印刷という革命:ルネサンスの本と日常生活

 

09. 

コメニウスの世界観と教育思想: 17世紀における事物・言葉・書物

コメニウスの世界観と教育思想: 17世紀における事物・言葉・書物

 

10. 

近代測量史への旅: ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで

近代測量史への旅: ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで

 

11. 

批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇

批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇

 

12. 

断片的なものの社会学

断片的なものの社会学

 

13. 

残響のハーレム

残響のハーレム

 

14. 

日本と中国、「脱近代」の誘惑 ――アジア的なものを再考する

日本と中国、「脱近代」の誘惑 ――アジア的なものを再考する

 

15. 

戦後入門 (ちくま新書)

戦後入門 (ちくま新書)

 

16. 

知性の正しい導き方 (ちくま学芸文庫)

知性の正しい導き方 (ちくま学芸文庫)

 

17. 

古代懐疑主義入門――判断保留の十の方式 (岩波文庫)

古代懐疑主義入門――判断保留の十の方式 (岩波文庫)

 

18. 

自由という牢獄――責任・公共性・資本主義

自由という牢獄――責任・公共性・資本主義

 

19. 

人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-

人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-

 

20. 

ジル・ドゥルーズの「アベセデール」 (<DVD>)

ジル・ドゥルーズの「アベセデール」 ()

 

21. 

20世紀物理学史 【上巻】―理論・実験・社会―

20世紀物理学史 【上巻】―理論・実験・社会―

  • 作者: ヘリガ・カーオ,岡本拓司,有賀暢迪,稲葉肇
  • 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会
  • 発売日: 2015/07/01
  • メディア: 単行本
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22. 

数学する身体

数学する身体

 

23. 

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

 

24. 

植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

植物は<知性>をもっている 20の感覚で思考する生命システム

  • 作者: ステファノ・マンクーゾ,アレッサンドラ・ヴィオラ
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2015/11/25
  • メディア: Kindle版
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25. 

鏡映反転――紀元前からの難問を解く

鏡映反転――紀元前からの難問を解く

 

26. 

後美術論 (BT BOOKS)

後美術論 (BT BOOKS)

 

27. 

聞こえくる過去

聞こえくる過去

 

28. 

Sound Design  映画を響かせる「音」のつくり方

Sound Design  映画を響かせる「音」のつくり方

 

29. 

ミスタッチを恐れるな ~伸び悩みの壁を越え、演奏に生命力を取り戻す~

ミスタッチを恐れるな ~伸び悩みの壁を越え、演奏に生命力を取り戻す~

  • 作者: ウィリアム・ウェストニー,西田美緒子
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2015/11/28
  • メディア: 単行本
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30. 

エイゼンシテイン・メソッド: イメージの工学

エイゼンシテイン・メソッド: イメージの工学

 

31. 

完本 万川集海

完本 万川集海

 

32. 

箱の設計 ?自由自在に「箱」を生み出す基本原理と技術

箱の設計 ?自由自在に「箱」を生み出す基本原理と技術

  • 作者: ポール・ジャクソン,牧尾晴喜
  • 出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社
  • 発売日: 2015/07/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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33. 

現代語古語類語辞典

現代語古語類語辞典

 

34. 

ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム from 1989

ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム from 1989

 

35. 

アラビア語の世界: 歴史と現在

アラビア語の世界: 歴史と現在

 

36. 

世界の辺境とハードボイルド室町時代

世界の辺境とハードボイルド室町時代

 

 

■文芸篇10冊 

01.

偽詩人の世にも奇妙な栄光

偽詩人の世にも奇妙な栄光

 

02. 

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

 

03. 

氷 (ちくま文庫)

氷 (ちくま文庫)

 

04. 

日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08)

日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集08)

 

05.  

シャッフル航法 (NOVAコレクション)

シャッフル航法 (NOVAコレクション)

 

06.  

マルセル・シュオッブ全集

マルセル・シュオッブ全集

  • 作者: マルセル・シュオッブ,大濱甫,多田智満子,宮下志朗,千葉文夫,大野多加志,尾方邦雄
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 2015/06/26
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07.  

クリングゾールをさがして

クリングゾールをさがして

 

08.  

ハザール事典 女性版 (夢の狩人たちの物語) (創元ライブラリ)

ハザール事典 女性版 (夢の狩人たちの物語) (創元ライブラリ)

 

09.  

ギリシア詞華集1 (西洋古典叢書)

ギリシア詞華集1 (西洋古典叢書)

 

10.  

作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう! (パリ・レヴュー・インタヴュー I)

 

  

■漫画篇5冊

01.

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

 

02. 

プリニウス 1巻

プリニウス 1巻

 

03. 

ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere

ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere

 

04. 

ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))

ダンジョン飯 1巻<ダンジョン飯> (ビームコミックス(ハルタ))

 

05. 

ロジ・コミックス: ラッセルとめぐる論理哲学入門 (単行本)

ロジ・コミックス: ラッセルとめぐる論理哲学入門 (単行本)

  • 作者: アポストロスドクシアディス,クリストスパパディミトリウ,アレコスパパダトス,アニーディ・ドンナ,高村夏輝,Apostolos Doxiadis,Annie di Donna,Christos H. Papadimitriou,Alecos Papadatos,松本剛史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2015/07/23
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■異語篇10冊 

01.

The Technical Image: A History of Styles in Scientific Imagery

The Technical Image: A History of Styles in Scientific Imagery

  • 作者: Horst Bredekamp,Vera Duenkel,Birgit Schneider
  • 出版社/メーカー: Univ of Chicago Pr (Tx)
  • 発売日: 2015/04/17
  • メディア: ハードカバー
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02.  

Soul Machine: The Invention of the Modern Mind

Soul Machine: The Invention of the Modern Mind

 

03.  

Philosophy before the Greeks: The Pursuit of Truth in Ancient Babylonia

Philosophy before the Greeks: The Pursuit of Truth in Ancient Babylonia

 

04. 

Who's Afraid of Academic Freedom?

Who's Afraid of Academic Freedom?

 

05.  

World Philology

World Philology

 

06. 

What to Think About Machines That Think: Today's Leading Thinkers on the Age of Machine Intelligence

What to Think About Machines That Think: Today's Leading Thinkers on the Age of Machine Intelligence

 

07.  

The Invention of Nature: Alexander von Humboldt's New World

The Invention of Nature: Alexander von Humboldt's New World

 

08. 

09.

10. 

座・芸夢:若手ゲームプランナー育成塾

先だって馬場保仁くんにお招きいただき、DeNA主催のイヴェント「座・芸夢:若手ゲームプランナー育成塾」(第7回)に登壇して参りました。当日のレポートが、DeNAのCreator Blogに掲載されております(レポートは、イベント運営担当の藤村さん)。

当日は、講義と演習を組み合わせて行いました。講義の時間は30分。ついいろいろな話を盛り込みたくなるところですが、1点か2点に絞らないといけませんね。

今年の講義類はこれにておしまい。ありがとうございました。

creator.dena.jp

馬場くんは『ゲームの教科書』ちくまプリマー新書、2008)の共著者でもあります。同書を刊行してからはや7年。おかげさまでいまも書店に並んでおります。馬場くんとは、そろそろ続きを書こうかと話しているところ。 

ゲームの教科書(ちくまプリマー新書)

ゲームの教科書(ちくまプリマー新書)