★エミール・ファゲ『読書術』(石川湧訳、中条省平校注、中公文庫、中央公論新社、2004/05、amazon.co.jp)
Emile Faguet, L'Art de lire (1911)
1934年に翻訳刊行された訳書の復刊。復刊にさいし、中条省平による校注がつけられている。目次はこう。「第一章 ゆっくり読むこと」「第二章 思想の書物」「第三章 感情の書物」「第四章 戯曲」「第五章 詩人」「第六章 難解な作家」「第七章 悪作家」「第八章 読書の敵」「第九章 批評の読書」「第十章 読み返すこと」「第十一章 結語」
★武田徹『調べる、伝える、魅せる!――新世代ルポルタージュ指南』(中公新書ラクレ、中央公論新社、2004/05、amazon.co.jp)
★ハミッド・ダバシ+モフセン・マフマルバフ『闇からの光芒――マフマルバフ、半生を語る』(市山尚三訳、作品社、2004/05、amazon.co.jp)
Once Upon a Time a Filmmaker: Conversation with Mohsen Makhmalbaf
Artist as Witness: Conversation with Mohsen Makhmalbaf on Afghanistan
Makhmalbaf at Large
★阿部和重『映画覚書 vol.1』(文藝春秋、2004/05、amazon.co.jp)
『文學界』連載の映画批評ほかの集成。
★マリオ・バルガス=リョサ『フリアとシナリオライター』(野谷文昭訳、文学の冒険、国書刊行会、2004/05、amazon.co.jp)
Mario Vargas Llosa, La tía Julia y el Escribidor (Seix Barral, 1977)
★デイヴィッド・ヒューム『人間知性研究 付・人間本性論摘要』(斎藤繁雄+一ノ瀬正樹訳、法政大学出版局、2004/05、amazon.co.jp)
David Hume, An Enquiry concerning Human Understanding
David Hume, An Abstract of a Treatise of Human Nature
★『未来』No.453 20046(未來社)
・酒井隆史「都市音楽ノート1 わたしの記憶」
・内藤寿子「〈戦後〉という劇場1 土方与志――ある爵位剥奪者の〈戦後〉」
・向井透史「開店まで 早稲田古書店街外史1 岸書店」
・大宮勘一郎「大学の余白/余白の大学2 傍らの「現在」――青年運動」
・竹峰義和「ハリウッドのアドルノ2 映画音楽の弁証法――アドルノ/アイスラー『映画のための作曲』1」