『ミルク』『J・エドガー』などの脚本家ダスティン・ランス・ブラックのカードを用いたシナリオ創作術。
KJ法(カードを用いた整理法)にも通じていそうなこの手法、時系列に展開する物語だけでなく、途中で条件によって状態が分岐するゲームを組み立てる上でも応用できそう。いくら大きなディスプレイを使ったとしても、これだけ全体を一望しつつ、ひょいひょいとカードをあちこちに動かせるまでにはいたっておらず、これは目下のところ紙のカードならではなしえないやり方かもしれない。
それもさることながら、掌に収まりそうな紙片に、あるまとまった言葉がひとつの世界のように入れ置かれていることにときめきを覚えてしまうのであった。
⇒FILMMAKER IQ > Award Winning Screenwriting Dustin Lance Black on His Process
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