映像文化論

第5回 モンタージュ――異なるものをつなぐ技

第5回目となる今回は、前回の補足として、「潜在性」に関するアリストテレスの『形而上学』における考察を紹介してから、次のテーマである「モンタージュ」に進みました。 モンタージュ(monatage)とは、フランス語で言う、機械などの組み立てのこと。映画…

第4回 潜在するもの/顕在するもの(続)

第4回は、前回に引き続き、「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」というテーマでの検討をしました。 コンピュータを用いた映像で特に興味深いのは、リアルタイムで生成される映像です。コンピュータ・ゲームは、その分かりやすい例で…

第3回 潜在するもの/顕在するもの

「映像文化論」第3回は、「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」というテーマで、映像について考察しました。 今回と次回の2回を使って、映像の「潜在性」について考えてみようという趣向です。 今回は、「潜在性」という言葉そのもの…

第2回 問題設定

本日は、「映像文化論」第2回目の講義でした。まだ履修登録が確定していないこともあってか、席が埋まって若干立ち見が出ている状況でしたが、去年よりは立っている人の数が少なくて済んでいるようです(昨年の成績評価の実績をご案内した影響かもしれません…

参考文献リスト

*2011/05/16 第5回「モンタージュ――映像にしかなしえないこと」に関する参考文献を追加しました。 *2011/05/02 第3回「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」に関する参考文献を追加しました。 ■この文献リストについて 以下に掲げる…

映像文化論開講

前年度に続いて、一橋大学にて、もう一度「映像文化論――異なるものをつなぐ術」を担当させていただくことになりました。 一橋大学の武村知子先生からお声かけいただいて、2009年から非常勤講師を務めさせていただいています。 2009年冬学期「新たなる百学連…