一橋大学
ご無沙汰しております。 先日、一橋大学での講義「映像文化論」の最終回を終えました。これにて、足かけ3年にわたる一橋大学/大学院における非常勤講師のお仕事は、一区切りとなります。 2009年の冬学期から4学期、院生向けの講義「新たなる百学連環」を2回…
来る2011年06月05日(日)10時半より、一橋大学内兼松講堂にて、映像作家の山本寛(やまもと・ゆたか)氏をお迎えしての講演会が開催されます。 山本寛(ヤマカン)氏といえば、『らき☆すた』(2007)、『かんなぎ』(2008-2009)、『フラクタル』(2011)を…
第5回目となる今回は、前回の補足として、「潜在性」に関するアリストテレスの『形而上学』における考察を紹介してから、次のテーマである「モンタージュ」に進みました。 モンタージュ(monatage)とは、フランス語で言う、機械などの組み立てのこと。映画…
第4回は、前回に引き続き、「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」というテーマでの検討をしました。 コンピュータを用いた映像で特に興味深いのは、リアルタイムで生成される映像です。コンピュータ・ゲームは、その分かりやすい例で…
「映像文化論」第3回は、「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」というテーマで、映像について考察しました。 今回と次回の2回を使って、映像の「潜在性」について考えてみようという趣向です。 今回は、「潜在性」という言葉そのもの…
その一橋大学大学院に在席する院生の皆さんからお声かけいただいて、自主ゼミを始めることにしました。 参加者の皆さんの関心事をテーマとして、視野を広めにとりながら、いろいろな問いを立てつつ、既知と未知の境界に迫って参る所存です。 最初のメイン・…
本日は、「映像文化論」第2回目の講義でした。まだ履修登録が確定していないこともあってか、席が埋まって若干立ち見が出ている状況でしたが、去年よりは立っている人の数が少なくて済んでいるようです(昨年の成績評価の実績をご案内した影響かもしれません…
*2011/05/16 第5回「モンタージュ――映像にしかなしえないこと」に関する参考文献を追加しました。 *2011/05/02 第3回「潜在するもの/顕在するもの――コンピュータ・グラフィクス」に関する参考文献を追加しました。 ■この文献リストについて 以下に掲げる…
前年度に続いて、一橋大学にて、もう一度「映像文化論――異なるものをつなぐ術」を担当させていただくことになりました。 一橋大学の武村知子先生からお声かけいただいて、2009年から非常勤講師を務めさせていただいています。 2009年冬学期「新たなる百学連…