「映像文化論」最終回を終えて


ご無沙汰しております。


先日、一橋大学での講義「映像文化論」の最終回を終えました。これにて、足かけ3年にわたる一橋大学/大学院における非常勤講師のお仕事は、一区切りとなります。


2009年の冬学期から4学期、院生向けの講義「新たなる百学連環」を2回(学術篇、芸術篇)、学部生と院生向けの大教室での講義「映像文化論」を2回、都合4回の講義を担当させていただきました。また、2011年夏学期は、院生有志の皆さんの発案で、自主ゼミを開催して、毎回ああでもないこうでもないと議論する場を持ちました。


講義の準備や学生の皆さんとのやりとりを通じて、こんな機会でもなければ考えなかったかもしれないことを、それはたくさん考えさせていただきました。講義をする立場の私が、一番勉強させていただいたのではないかと思います。


なによりも、このようなわけの分からぬ者を、一橋大学という場所へお呼びくださった武村知子先生に、心から感謝申し上げたいと思います。また、拙い講義に参加して耳を傾けてくださった学生の皆さんにも感謝します。ありがとうございました。