★『新現実』VOL.3(角川書店)
・中上健次未公開資料「南回帰船」原作
・宮台真司+大塚英志「何故、アジア主義を語るのか」
・志位和夫+大塚英志「日本共産党は信頼できるのか」
・村井紀+大塚英志「戦時下の民俗学をめぐって」
あや、フィギュアでもつけたのか(こないだの『美術手帖』みたく)、と思ったら、表紙に「フィギュアはついていません」と注意書きが。とゆうか、一瞬フィギュアがついているのだろうか、と思ったのはなぜなのか? orz
★ウォルター・ペイター『ルネサンス――美術と詩の研究』(富士川義之訳、白水uブックス1069、白水社、2004/04、amazon.co.jp)
Walter Pater, The Renaissance: Studies in art and poetry (1893)
『ウォルター・ペイター全集』(筑摩書房、2002)を読みたいと思いつつ忘れていたことを思い出させられた。あちらは全何巻だったかな。
★テリー・イーグルトン『ゲート・キーパー――イーグルトン半生を語る』(滝沢正彦+滝沢みち子訳、大月書店、2004/04、amazon.co.jp)
Terry Eagleton, The gatekeeper: A memoir (St Martins Pr, 2001)
それにしても、裏表紙に訳出されているフランク・カーモードの推奨文はあんまりではないだろうか。
「この本を読んで楽しいと思わない人があろうか」
ってああた、ミステリの推薦文(「××絶賛!」)じゃないんだから。
★武村和子『日食狩り――ブリクサ・バーゲルト飛廻双六』(青土社、2004/04、amazon.co.jp)
バーゲルト作品の翻訳、発言あるいは著者との対話をさまざまなレイアウトで見せるにぎやかな書物。本文が旋律だとしたら、それを伴奏するように、ときにかけあいをするように組まれた注記もおもしろい(デリダの Glas〔『弔鐘』〕のやうな)。どうでもよいことだけれど、この縦長の版形で黒を基調としたブックデザインに、そこはかとなく心ときめくのはなぜだろう。
★クレインス桂子+クレインス・フレデリック+河崎靖『オランダ語の基礎――文法と練習』(白水社、2004/04、amazon.co.jp)
しかしいま誰がオランダ語を学ぶのでしょうか。CDもついてますが。