反転*1したためにすこぶる調子よく、持病の偏頭痛と胃カタル(ならびに買書病*2)も嘘のようにおさまっている*3。まことに反転した甲斐があった。


駅で『新潮』を買い求め、車中でこれを読む。



★『新潮』第101巻第9号(新潮社)
 ・浅田彰島田雅彦「天使が通る、ふたたび」
 ・古井由吉「役」
 ・福田和也「わが戦前――平成年間の感情、思想、文芸 第三回」
 ・四方田犬彦「メラーの裔――モロッコ系ユダヤ人をめぐる6つの断章」
 ・保坂和志「二つの異なる原理――小説をめぐって(九)」ほか

*1:前日のメモランダムを参照されたい。

*2:「買本病」とでも記すべきところなれど、語呂かんばしからず。買書と言えば立派な書画購いしことを想起せらるるやもしれぬがなンのことはない。小生に書痴の気なく、単に無闇矢鱈と書物を買い求める病の謂いなり。読者諸賢は上記を了とされよ

*3:嘘ですが。