田川建三ほか『はじめて読む聖書』(新潮新著582、新潮社、2014/08、ISBN:4106105829


新潮社から見本が届く。


これは『考える人』(2010年春号)で特集した「はじめて読む聖書」に掲載されたインタヴューやエッセイから、いくつかのものを選んで編まれた本。


巻頭には松家仁之さんによる「誰がどのように読んできたのか」という書下ろしと思われる7ページ強のイントロダクションが置かれている。同誌を創刊し、2010年まで編集長を務めた松家さんが、この特集を編むにあたって考えたことや、本書に採録された文章についてコメントしつつ本書へと、あるいは聖書へと読者を誘う*1


⇒新潮社 > 『考える人』2010年春号
 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji/32.html


⇒作品メモランダム > 2014/07/31
 http://d.hatena.ne.jp/yakumoizuru/20140731/p1
 本書の目次を掲げています。

*1:松家さんは、その後作家となり、『火山のふもとで』(新潮社、2012/09、ISBN:4103328118)や『沈むフランシス』(新潮社、2013/09、ISBN:4103328126)などの小説を発表している