矢来町のほうへ


今日はひさしぶりのことで、矢来町にある新潮社(1896年創業)を訪れた。


神楽坂駅を出ると、目の前に広くゆるやかなのぼり階段が広がっている。この感じ、なにかのゲームで見たことがある気がするのだが、思い出せない(あれはひょっとして……『エルシャダイ』だったかしら)。


あとで伺ったら、サザビーリーグと新潮社が開発・運営する「la kagu(ラカグ)」という商業施設で、10月10日にオープン予定らしい。ショップ、カフェ、レクチャーホールなどが入るという。下記ウェブページを見ると、すでにいくつかの講演会などの予定も公開されている。


普請中の施設を左手に見ながら、新潮社のビルヂングへ。私はこの、「ビルヂング」と言いたくなるような建物の佇まいや、入り口のちょっと変わった自動ドアーが好きだ。


というわけで、刊行に向けて仕上げの作業が進んでいる『文体百般(仮)』について打ち合わせをしたのだった。「文体百般」というのは、雑誌『考える人』に連載していたときのタイトルで、単行本ではもうちょっと別のものに変わる予定。


⇒la kagu
 http://www.lakagu.com/


⇒新潮社
 http://www.shinchosha.co.jp/