2015年春の寄稿・刊行予定



★「国の彼方に、あるいは地球幼年期の終わりに向けて?」(『早稲田文学』2015年春号、筑摩書房、2015/02、ISBN: 4480993037)
 「ことばの庭」というコーナーにエッセイを寄稿しました。気になる言葉がテーマというので、「スーパーグローバル大学」について益体もないことを書いております。特集は「悪から考える「超道徳」教育講座」。表紙の面々も、『レザボアドッグス』のような趣で写っております(違)。
 http://www.bungaku.net/wasebun/magazine/wasebun2015sp.html


ついでながら、この春近々形になるものをご紹介したいと思います。


★「執筆ノート」(『三田評論』NO.1187 2015年03月号、慶應義塾大学出版会、2015/03/01発売予定)
 『文体の科学』執筆時に考えたことを書いております。同書「あとがき」のボーナストラック的な内容にもなっております。
 http://www.keio-up.co.jp/mita/


池澤夏樹さんとの対談(『新潮』2015年04月号、新潮社、2015/03/07発売予定、ISBN:B00TR051KI
 池澤さんの新訳『古事記』(河出書房新社)を俎上に載せて対談をさせていただきました。四半世紀くらい、その作品を読んできた作家ご本人と向き合ってお話しするというのは、なんとも不思議な感じがする経験であります。ネット上の知人と初めて直に会うのともまた違うのは、こちらが作品を通じて一方的に存じ上げている(気になっている)からかもしれません。
 http://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/



★「相田みつをの文体を読み解く」(仮)(『小説すばる』2015年04月号、集英社、2015/03/17発売予定、ISBN:B00T9XHUKW
 同誌の相田みつを特集に、仮題のとおり文体の観点から分析してみる試論(エッセイ)を寄稿しました。まさかこんなに集中して相田みつを作品を読んだり眺めたりする機会が訪れるとは予想だにしておりませんでした。人を惹きつけるみつをの魅力の謎に迫ります。
 http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/next/index.html


★『サイエンス・ブック・トラベル――世界を見晴らす100冊』(河出書房新社、2015/03/24発売予定、ISBN:4309253237
 各領域の科学者を中心とした25人の先生方に、3冊ずつ「これは」という科学書を紹介していただく科学書のブックガイドです。その他にもインタヴューやコラムも収録される予定です。サイエンス・ブック・トラベルのお供に。
 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309253237/


★『考える人』2015年春号「数学の言葉」特集(新潮社、2014/04/04発売予定)
 「数学の言葉」特集に、数学史チャートとブックガイドを寄稿します。特集の中心である森田真生さんの計算をめぐるヨーロッパ数学史の旅について書かれた文章、私もはやく読みたいです。また、先日リブロ池袋店で行った吉川君との対談も収録される予定です。
 http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/


★『世界が変わるプログラム入門(仮)』(ちくまプリマー新書、2015年春刊行予定)
 『問題がモンダイなのだ』(吉川浩満との共著)、『ゲームの教科書』(馬場保仁との共著)に続く、ちくまプリマー新書第3弾は、プログラム入門書です。すでに書き終えて、目下は調整の段階です。
 http://www.chikumashobo.co.jp/comingbook/