★「"読み飽きない"読書の技法」(『週刊読書人』2015年04月17日号、第3086号)
2015年03月27日に東京堂書店で開催された大澤聡さんとの対談「言葉が紡いだニッポンの批評空間――装置としての神保町を再考する」を、書評紙『週刊読書人』に掲載していただきました。
同対談は、大澤さんの新著『批評メディア論――戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店、ISBN:4000245228)の刊行を記念して開催されたものです。
記事の見出しは以下の通り。
・言論の生態を捉える試み
・「知覚できない環境」を可視化
・「追いつきたい」という衝動
・頭の中に巻き起こる「動き」
・読者と一緒に考えたい
・「分かったつもり」を止める
私としては、『批評メディア論』をこれから読む人や、既に読んだ人にも、改めて見直す手がかりとなるようなお話を大澤さんから伺えればと思って、対談に臨みました。
話してみて、なるほど、こういう人だからこそ、あの凄まじい本を書けたのだと得心しました。大澤聡さんとは機会をとらえてまたお話しできればと思います。
なお、この対談については、荒木優太さんによるレポートが「マガジン航」で公開されています。『批評メディア論』を三つの(com)という観点から論じています。
⇒週刊読書人
http://www.dokushojin.co.jp/
⇒岩波書店 > 『批評メディア論』
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-024522-7
⇒マガジン航 > 荒木優太「『批評メディア論』から考える三つの〈com〉」
http://magazine-k.jp/2015/04/06/three_coms/