東浩紀さんが編集長を務めるメールマガジン「ゲンロンβ8」に、吉川浩満くんとの連載書評対談「人文的、あまりに人文的」の第7回を寄稿しました。
今回は、エピクテトス『人生談義』(鹿野治助訳、岩波文庫)、エミール・ブレイエ『初期ストア派哲学における物体的なものの理論』(江川隆男訳、月曜社)をご紹介しています。
この連載では、毎回2冊の本を選んで、吉川くんと私でおしゃべりをしながら、概要や読みどころなどをお伝えしています。
先日、東編集長から「あの対談、どうやって書いてるの?」とお尋ねいただきましたが、毎回二人で喫茶店に集まって対談を録音しています(笑)。
もう何回か続いたら、ブックフェアなどを開催できないだろうかなどと吉川くんと話し合ったりしております(夢想しがち)。
お楽しみいただければ幸いです。
- 作者: 東浩紀,黒瀬陽平,渡邉大輔,小松理虔,吉田雅史,山本貴光,吉川浩満,西田亮介,溝口力丸,横山宏介
- 出版社/メーカー: 株式会社ゲンロン
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Kindle版
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- 作者: エピクテートス,Epictet,鹿野治助
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1958/07/05
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初期ストア哲学における非物体的なものの理論―附:江川隆男「出来事と自然哲学 非歴史性のストア主義について」 (シリーズ・古典転生)
- 作者: エミールブレイエ,´Emile Br´ehier,江川隆男
- 出版社/メーカー: 月曜社
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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そして、これに関連して、2016年12月07日(金)の夜に、ゲンロンカフェで鼎談を行うことになりました。
この三人は、去年の11月に紀伊國屋書店の「紀伊國屋じんぶん大賞2016」のプレイベント「「じんぶん」のモンダイを語る――2015年の人文書を振り返って」(紀伊國屋書店、2015/11/22)で鼎談をしたのでした。
2016年(2015年の12月以降)の人文書をはしからはしまで振り返りながら、各種話題をふりかえり、整理・展望してみたいと思います。遊びに来ていただけたら幸いです。
なお、紀伊國屋書店では「紀伊國屋じんぶん大賞2017」の募集がはじまっています。私も投票しようっと。