心の哲学

人文書を中心とした書籍情報を満載したメールマガジン「[本]のメルマガ」に、相棒・吉川浩満とともに寄稿させていただきました(いきがかり上、『MiND』の書影掲載の頻度が高く失礼します :-)。 今回の原稿では、『MiND——心の哲学』の魅力と、同書が書店の…

このたびサールの『MiND——心の哲学』(朝日出版社、2006/03、amazon.co.jp)を翻訳してみて、あらためて哲学用語の訳語について考えさせられた。特に今回の本は「心の哲学書」の入門書ということもあって、読み手が用語につまづいてしまうのは避けたい。され…

これはやや旧聞に属しますが、上記に関連して。 岩波書店の雑誌『思想』2006年2月号では、「心のありかと性質の存在論」という特集を組んでいます。 ・柴田正良「〈導入〉よみがえったソクラテス——物理主義と心的因果の問題を理解するために」 ・柏端達也「…

★2006年03月11日:若干追記 ★ジョン・R.サール『MiND——心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03、amazon.co.jp) John R. Searle, Mind: A Brief Introduction(Fundamentals of Philosophy, Oxford University Press, 2004) これまでに何度…