川上弘美『ニシノユキヒコの恋と冒険』(新潮社、2003/11、)
日本哲学史フォーラム編『日本の哲学』第4号「特集=言葉、あるいは翻訳」(昭和堂、2003/12)
 J.W.ハイジック「哲学翻訳の脱聖化」、柳父章「翻訳の思想」ほか。
ピエール・モリオン『閉ざされた城の中で語る英吉利人』(生田耕作訳、中公文庫い87-3、中央公論新社、2003/12、)
 Pierre Morion, L'Anglais décrit dans le château fermé (1953)
 他の邦訳書に、『城の中のイギリス人』(澁澤龍彦訳、白水uブックス66、白水社、1984/11)がある。澁澤龍彦ははやくからこのピエール・モリオンなる人物をマンディアルグではないかと推定していたようだ。その澁澤が記すところによると、1979年にガリマールから刊行された新版で、マンディアルグ自身が自ら著者であることを明かした。澁澤訳にはその新版によせた著者の序文が訳出されている。

毛利嘉孝『文化=政治』(月曜社、2003/12、)
すが秀実『JUNKの逆襲』(作品社、2003/12、)
★『司馬遼太郎全講演[1] 1964-1974』(朝日文庫し1-50、朝日新聞社、2003/10、)
★nature vol.426 739-912 18/25 December 2003