★混濁道
混濁する意識のなかでしたためた文章も少し寝てから読めば直せるだろうと思ったのが素人の浅はかさ。もともと(つねに・すでに)意識が混濁傾向にあることを忘れていました。

談話室滝沢だより
今日の隣席では、女性用下着販売店の営業戦略会議(?)が催されている。8人ほどの男女がテーブルを囲み、各種商品の売り上げ実績が印刷された資料を手に手に今後の営業展開をどうすべきか、どの商品をどのように売り出していくべきかについて、丁々発止の議論を展開している。


「うちとしては、ピーチジョンはもう卒業という方に使っていただくという感じになれば……」(ターゲットユーザーの設定(捏造)に四苦八苦するのは企画会議の準備をするゲーム屋だけではないらしい)、「カップルで来店するお客様の男性をどうするか、椅子とテーブルを用意して周囲をカーテンで囲んでコーヒーを出すとか……」(てゆうかそれは気遣いなのか?)、「ヴァレンタインのおかえしに男性からブラと一緒にクッキーを『私も一緒に食べてね』っていうニュアンスでプレゼントして……」(意味がわからないが、君がそういうファンタジーを持っていることだけはよくわかった)――云々


このような不断の努力によって、店舗の経営はまわっているのである。


周囲にいるかもしれない同業者を油断させるための陽動作戦である可能性はいなめない。