★『舞台芸術』06(京都造形芸術大学)
☆特集=バロック的
・共同討議「バロック的なるもの、その可能性の中心をめぐって」
浅井健二郎+浅田彰+古井戸秀夫+鴻英良+八角聡仁
・ルッツ・P.ケプニック「スペクタクル、バロック悲劇、決断のポリティクス」
・渡邊守章「『繻子の靴』あるいはグローバル演劇」
・高橋悠治「スイジャクオペラ」
・絓秀実「あるイニシエーション」
・海上宏美「消費社会のアレゴリー」
・大橋洋一「いつシェイクスピアはシェイクスピアであることをやめるのか?」ほか
★アンドレ・ブルトン編『性についての探求』(野崎歓訳、白水社、2004/07、amazon.co.jp)
RECHERCHES SUR LA SEXUALITÉ, janvier 1928-aoôt 1932 (Éditions Gallimard, 1990)
新装版。映画『セックス調査団』の原作。なのだが、後日映画を観たら、原作ではなくて "inspired by" であった。映画では舞台をアメリカに移し、本書の議論をズタズタにわけたうえで、印象的なフレーズを適当に配置した感じ。
★『小林秀雄全作品22――近代絵画』(新潮社、2004/07、amazon.co.jp)
★『江戸川乱歩全集第1巻――屋根裏部屋の散歩者』(光文社文庫、2004/07、amazon.co.jp))
★『バートン版 千夜一夜物語 第10巻』(大場正史訳、ちくま文庫せ9-10、筑摩書房、2004/07、amazon.co.jp)
第930夜まで。本文庫版はあと一巻で完結。
★『内田百輭集成22――東京焼盡』(ちくま文庫う12-23、筑摩書房、amazon.co.jp)
★J.S.ミル『女性の解放』(大内兵衛+大内節子訳、岩波文庫白116-7、岩波書店、1957/03; 2004/07、amazon.co.jp)
John Stuart Mill, The subjection of women (1869)
岩波文庫夏の一括重版。前に読んだ気もするのだが……。
追記:家にあった。 orz
★ベルトルト・ブレヒト『ガリレイの生涯』(岩淵達治訳、岩波文庫赤439-2、岩波書店、amazon.co.jp)
Bertolt Brecht, LEBEN DES GALILEI (Suhrkamp Verlag, 1955)
同上。その辺に一冊ひそんでいるおそれが。
★伊藤貞夫『古代ギリシアの歴史――ポリスの興隆と衰退』(講談社学術文庫1665、講談社、2004/07、amazon.co.jp)
『ギリシアとヘレニズム』(「世界の歴史」第2巻、講談社、1976)のギリシア部分を定本とした文庫版。どっかに親本が転がっていたなァ。
★徳永洵『ヴェニスからアウシュヴィッツへ――ユダヤ人殉難の地で考える』(講談社学術文庫1666、講談社、amazon.co.jp)
『ヴェニスのゲットーにて――反ユダヤ主義思想史への旅』(みすず書房、1997)を定本として、一部収録論文を入れ替えた文庫版。「一部収録論文を入れ替え」に負けて入手。orz
★丸山昇『上海物語――国際都市上海と日中文化人』(講談社学術文庫1667、講談社、amazon.co.jp)
1987年に集英社から刊行された作品。これは読んだことがなかった(ほっ)。
★『Arne』8(イオグラフィック)
☆特集=佐藤雅彦さん「僕が好きでしょうがないもの」
佐藤雅彦さんの収納マニアぶりを見ていたら、めらめらと対抗意識が(嘘)。入れるものにあわせて棚をつくるあたりが◎。「ちょちょっとつくれるメロンのデザート」もおいしそう。今度つくろうっと。そして「それからTシャツ」がすごくほしくなってしまった。――と物欲を刺激されるのであった(無職だというのに)。