★笠原和夫『「妖しの民」と生まれてきて』(ちくま文庫か43-2、筑摩書房、2004/07、amazon.co.jp)
『日本侠客伝』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズ、『二百三高地』、『226』などの脚本家・笠原和夫(1927-2002)の半生記。親本は1998年4月に講談社から刊行されたもの。ちくま文庫には、『破滅の美学』が入っている。
★レベッカ・ブラウン『体の贈り物』(柴田元幸訳、新潮文庫フ50-1、新潮社、2004/09、amazon.co.jp)
Rebecca Brown, The Gifts of the Body (1994)
2001年2月にマガジンハウスから刊行された邦訳書の文庫化。
★『みすず』no.521 2004年10月号(みすず書房)
・神谷美恵子「脳の働きについて」
・原武史「戦中期の〈時間支配〉――『可視化された帝国』補遺」
・ルードヴィヒ・ジープ「ヘーゲルとヨーロッパ」(山内廣隆訳)
★『図書』第666号 2004年10月号(岩波書店)
・木田元「テクストの快楽」
・伊東光晴+岡敏弘「新しい経済学事典、その可能性」
・堀江敏幸「煉瓦工場の退屈」
・野谷文昭「語りと声」
・高橋英夫「芸術理論と雑纂の美学と」
★『ちくま』第103号 2004年10月号(筑摩書房)
・二宮正之「アンチゴネーは生きている」
・斎藤環「世間と個人の間にあるもの」
★『波』第418号 2004年10月号(新潮社)
・西川恵「『エルギン・マーブル』は誰のものか?」
・布施英利「セザンヌのリンゴが脳科学になる日」